アイシールド21 37 (ジャンプコミックス)
今回の影の主役は葉柱と雲水だった気がする。
飛びぬけた才能を持った人間たちの中で、凡人がどう振舞うか。分を弁えてひっそりと生きる雲水と、能力のなさは自覚しながら内から沸き起こる衝動を抑えきれず挑む葉柱。どんなにがんばってもみんなのヒーローにはなれないかも知れないが、少なくとも何もしなかったと後悔する事はないし、誰かのヒーローにはなれるかも知れない。
もう少しセナたちの地道な努力が見たかった気もするが、惜しまれるうちに終われた方が良いのかな?
アイシールド21 35 (ジャンプコミックス)
この巻から世界戦が始まるが正直世界戦は必要なのか?と思ってしまう。前巻の帝黒戦でスッキリ大団円、でもよかったのでは。目指せクリスマスボウル、だったわけだし。
今まで戦ったきたライバルと共に戦うってのは少年誌としてやはりはずせない要素なのか。
でもそれが見たい!ってひとは買ってもよいかと。まぁ踏んだり蹴ったりの阿含には笑えた
アイシールド21イラスト集 FIELD of COLORS (ジャンプコミックス)
コミックスを見ていて、元々はカラーなんだろうけれど、白黒になっているページを見て、イラスト集はないものかと探したのが始まりでした。
元々、この作家さんはパキっとした色使いで、濃い目だから…と多少敬遠していた所はあったんですが、セナと陸の瑞々しい色使いのイラストは、とても美しく、目を惹きました。
表紙の着色工程は、特に空のグラデーションが参考になり、イラストを楽しむだけでなく、実際に絵を描いている方にもオススメしたいです。
ちなみに、買ったきっかけとなったイラストは、セナとパンサーがインディアン?の格好で睨み合っている物です。
カラーで見ても、とてもカラフルで綺麗で、買って良かったなあと思いました。
ヒル魔、阿含のイラストもとても勢いがあり、何度でも見たい、一生そばに置いておきたいイラスト集です。