GM ~踊れドクター DVD-BOX
放送が始まる前、タイトルからこのドラマは「コメディ系」の医療作品かと思った。
最近は「JIN」や「コードブルー」などシリアスな作品が多かったので「たまにはアリかな」という気持ちで見始めた。
しかし、放送が始まって、本作はそれらと同じくらいの教えがあるドラマということに気づかされた。
本作でよかった所はまずキャスト。
椎名桔平、生瀬勝久、吉沢悠、多部未華子など、好きな俳優ばかりでこのキャストだけでもこのドラマは見る価値があったと思う。
よかったのは演技もあるのだけれど、それに加えて役と役者の組み合わせが絶妙だった。
このキャスティングを担当したプロデューサーはかなりの眼を持っているなと思わされた。
主要キャストは全員よかったのだけど、特に良かったのは、吉沢悠と多部未華子、椎名桔平の3人。
その中でも特に目を見張ったのが吉沢悠で、前からうまいとは思っていたけれど、さすがだなと思わされた。
特に第3話での演技では、「『電車男』はこの人が主役でもよかったんじゃないか?」と思うほどの演技だった。
本当に素晴らしいキャスト、そして演技だった。だが本作で見るべき点はそこだけではない。
ドラマから発せられるメッセージだ。
特に印象に残っているのは「複合的に見ることが大事」ということと「先入観にとらわれるな」ということ。
これはたぶん、医療関係だけではなくて、仕事、人間関係などすべてのことに通じることではないかと思う。
「自分も先入観にとらわれず、複合的にいろいろな側面から見る習慣をつけなければいけない」と思わされた。
「JIN」や「コードブルー」などのドラマで感動した人はぜひ見てほしい。
泣けるようなことは少ないのだけど、同じくらい教えられることや考えさせられることがある作品だと思う。
ぼくと、ぼくらの夏 [VHS]
原作に忠実な映像化ではありません。というか、ミステリーでさえなくなっています。原作を読んだ方は、ちょっと唖然とされると思います。原作を未読の方は、樋口氏の独特の「かるみ」はそれなりに表現されており、音楽も役者も贅沢な作りなので、楽しめるでしょう。(後に原作を読めば、二度楽しめます。)繰り返しになりますが、原作を読んだ方は、どうしても気になる方だけ、別の物語としてご鑑賞下さい。未読の方にはおすすめです。
ライオン・キング(日本語吹替版) [VHS]
妻がとてもライオン・キングが好きで・・・。ついでに私も・・・。IIのビデオは発売と同時に購入したのですが、Iは購入しなかったので何年も前から後悔していました。Iは既に生産中止になっており、今では街中で販売されていることはまず無いです。ところがネット販売されているではありませんか。感動、感動、感激!早速購入させていただいて、妻と当時の思い出を語りながら共に感動したいと思います。
水戸黄門 サウンドトラック
BGMの1曲目、八兵衛のテーマが流れ始めた途端、水戸黄門の再放送を見続けていた小学生時代にタイムスリップしたような感覚と感動を覚えました。東野黄門時代に最も愛着のあるという方には共感していただけるかもしれません。
「あの曲が無いな」というのが1つ2つありましたが、その代わり聴いてみたら懐かしく楽しい曲がいくつか収録されていてトータルではとても満足しています。続編にも期待しています。
クライマーズ・ハイ [DVD]
原作は読んだのですが、NHKで放送されたのは知らずに、たまたまDVDを見つけたので購入しました。素晴らしいです。見ごたえがあります。原作同様感動します。原作を読んで感ずる所のあった方、是非見てください。大きい命と小さい命のエピソードで機内での走り書きの遺書が出てきますが、実際にこの便に乗っていた方達の恐怖と無念の気持ちは、計り知れないものがあります。あらためてご冥福をお祈り致します。