月下の棋士 VOL.1 [VHS]
ストーリー的には将棋とちょっとマイナーな作品だしちょっと台詞がくさかったりとちょっと笑えたりもするのですが森田君の演技力は評価が高いだけありなかなか入り込んで見られる場面もあり面白い作品だと思いますよ。それにちょっと将棋に興味も湧いてみたりします。
山口紗弥加写真集/FRAGILE (タレント・映画写真集)
表紙を見るとなかなか過激な印象を受ける本書ではあるが、中身はそうではない。 どちらかといえば彼女の可愛さを主体とした表現であり、そこに少しエッチな雰囲気を 加味してある。山口紗弥加が気なっている人は一度その魅力に触れてみてはいかがだろうか。
月刊山口紗弥加 (SHINCHO MOOK)
次々と押し寄せるバラドルの波に押されて、最近テレビではあまり見かけなくなった山口紗弥加嬢の脚線美が再び見られる写真集。
本の構成・写真の方向性は、今までの月刊シリーズをしっかりと踏襲した形で、新鮮さはナッシング。
もともと胸の無い娘(女性的魅力がないという意味ではない)なので、エロス的要因は脚線美に頼るしかないと判断したのかどうかは謎ですが、それ以外にエロスを彷彿させるポイントが見出せず、写真集の男性的鑑賞趣向点から言わせて貰うと、イマイチだったかな~という感想を持ちました。
逆にこれは女の子受けする写真集と言えるかもしれません。
女の子で女性タレント写真集を買う人がいるかどうかは謎ですが…。
のだめカンタービレ 最終楽章 前編 スペシャル・エディション [DVD]
玉木宏の指揮姿に圧倒された。06年頃の少女漫画の王子様そのもののような甘さ、柔らかさが抜けて筋っぽくなった現在のビジュアルが、ストイックなパリの千秋にぴったりだった。男の魅力が出てきた。失われた美に未練はあるが、新たに獲得されつつあるものにも美がある。よかった!
指揮しながら玉木の見せた表情。左右の振りを別々に覚えて、それを合体しているだけだったら物まねだ。インタビューを受けた玉木が、「そのうえ演技も」という「演技」が良く分からなかったが、映画を見たら分かった気がした。本物のオーケストラを撮したのでも、上手な物まねでもなく、玉木が「パリ在住の若くて安い指揮者 千秋真一」を演じている。指揮しながら玉木の見せた表情はそのことを納得させた。いや、千秋真一は指揮台の上で一番表現されていた。
今までの映画は、どれほど圧倒的なアクションシーンがあっても、それだけでない何かがあって、それらの総合から映画の感動は生まれてきた。「ベン・ハー」しかり。「男達の挽歌」しかり。その映画を見た喜びは、有名なアクションシーンにではなく、主人公の人生に立ち会えた所にある。映画ってそういうものだったろ? しかし、「のだめカンタービレ最終楽章前編」は、指揮のシーンがすべて!そういう映画。それでこれだけ感動した。映画の感動のありかが変わってきているような気がする。(「後編」と揃えばまた違う味わいがありそうだが‥。)
玉木は、シンクロを、ギターを、指揮を、どうせツクリモノというレベルで役者に期待される以上の努力を重ねて結果を出してきた。29歳の現在、玉木はそういう演技者(表現者)として存在している。30代を迎えて“明日はどっちだ?”