少女飛行(初回限定盤F佐久間夏帆)
youtubeでこの曲のPV(ショートバージョンですが)を見つけて
メンバーの可愛さはもちろん、ダイナミックなダンスと質の高い楽曲に
一気に引き込まれました。
今年メジャーデビューしたばかりだそうですが、
ダンスも歌も完成度がとても高いと思います。
ライブをフライト、メンバーをクルー、ファンをパッセンジャーと表現していて、
旅と空という独特の世界観を持っているのも面白いです。
これからももっともっと活躍して欲しいです!
天然コケッコー [DVD]
日頃の忙しさの中でつい見失いがちな自分の故郷の素晴らしさと、その故郷で大人に見守れて過ごした少年・少女時代の時間のかけがえのなさに気づかせてくれる、実に素晴らしい映画だ。
東京からの転校生を含め、7人しか小・中学生がいない村。しかし、本作では村中が家族のような絆で結ばれ、四季の美しさに恵まれた、理想郷のように描かれている。行動を共にする小・中学生はまるで本当の兄弟姉妹のようだ。多少言葉で傷つくことはあっても、大きな問題にはならない。主人公(そよ)は最年長のお姉さん。そのお姉さんに甘える最年少のさちこの表情のかわいいこと。私の場合はもっと年齢幅は狭かったが、忘れていた子供時代の記憶が蘇る。
7人が海水浴に行く場面は、「スタンド・バイ・ミー」を連想させるが、本作はそれだけにとどまらない。そよは東京への修学旅行や中学卒業を控えて、自分がそれまで過ごしてきた村や時間がいかに恵まれていたものであったかに気づく。「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やぁ、ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう」。このそよの独白が本作のテーマを集約しており、そよがそういう自覚に至る時間が穏やかに映画の中を流れる。中学卒業の日に黒板に頬をよせ、さいならとそよが別れを告げた後、窓から射し込む光で明暗が微妙に変化する無人の教室をなめるように映し、窓に至るとそこには高校の制服を身に着け、過去をいつくしむように教室をのぞいているそよがいるラストは、名カットだ。
最後に、子供たちだけでなく、大人役の俳優の演技、特にそよの母役の夏川結衣さんが良いことを付言する。
うた魂♪フル!!!(初回限定生産2枚組) [DVD]
この映画がこういう映画だということが、実はあまり知られていないんじゃないかと思います。
つまり、これほどまでに感動を呼ぶ映画だということが。
映画館に設けられていた宣伝コーナーを見て、夏帆の爽やかな「歌い顔」と、ゴリのデフォルメしすぎ番長の以外なはまりっぷりに惹かれるところがあった反面、"うた魂"の軽〜い感じのロゴと、あからさまにスイングガールズの二番煎じな雰囲気に、興味と疑問符が半々だったのを覚えています。
実際、世間の見方も、スイングガールズの次はこれね、という感じで、あんまり疑いを持たずに食いつく人は食いつくし、そういうものにすべからく斜に構える人は色眼鏡で見るという、それ以上でもそれ以下でもなかったんじゃないかと思います。
単にそういう映画で終わる可能性も、十分にあったんじゃないかと思うのですが。
ひねりの弱いストーリー。
とってつけたようなキャラクター。
たまに顔を出す、意味のわからない演出。(唐突に活字が入ったり、CG使ったり・・・。)
爽やかで可愛い女の子たちに適度に個性派キャストを付け加えて、ほっといたってある程度の感動は生まれる学園部活ストーリーをやらせて、結果口当たりのよい青春感動作に仕上がりました・・・、で終わっても全然おかしくなかったんじゃないかと。
ただ、この映画はそこで逆転があります。
ずばり合唱です。
これが、すごいんです。
見た人はわかると思うんですけど、もう、これで、勝ちです。
でもそれは、単に合唱のシーンがいいというだけじゃないような気がして・・・。
きっと、あれだけの歌を仕上げるには、相当の練習を積んだんだと思うんだけど、その中で、出演者や製作者の中に生まれてくるものがあったんじゃないかと思うのです。
映画のメインテーマとなる「歌」を作り上げていく、その過程そのものが、この映画に力を与えていたんじゃないかと。
最後の場面、・・・見たらわかります。
単なる映画のワンシーンじゃないですから。
その直前の主人公のセリフどおりのことが起こっているように、自分には思えました。
うた魂(たま)♪ オリジナルサウンドトラック
映画を見て感動し、すぐにサントラのCDも購入しました。私自身アマチュアコーラスを20年以上やっておりましたが、映画と切り離して純粋に合唱の演奏としても大好きな部類に入ります。特にクライマックスで歌われた「青い鳥」「あなたに」が素晴らしいですし、尾崎豊の「15の夜」「僕が僕であるために」はハモリというよりも力強い「うねり」のように聞こえ、若い青年のみずみずしいパワーを感じます。短い期間の練習で映画の出演者の方々がこれだけの演奏をされたそうですが、人間の団結の力と集中力はすごいなと感じました。
エノケンの「私の青空」は映画ではエノケン本人の歌がコーラスにかぶせてあり、それがよかったのですが、CDでは女の子たちのコーラスのみになっていたので、それはそれで悪くないのですが、映画と同じバージョンで聞きたかったなと思いました。ま、DVDの発売を楽しみにします。
CM NOW (シーエム・ナウ) 2012年 05月号 [雑誌]
今更言うまでもありませんが表紙の前田さんは先日、AKB のメンバーを卒業することを発表しました。
ファンや芸能界に大変な衝撃が走ったのはさておいて、今春もAKB の新作CMが相次いでいます。
前号で紹介できなかったCMを含めて特集は全14社26ページ展開、前田さんの卒業に気落ちしている方も
これで元気付けられることでしょう。WONDA 全90タイプのCMでは、誰がどんなセリフを発しているかが
判り、鑑賞への助けとなります。
新垣さんもNTT 東日本のCMに長年出演されているということで、今号では2005年から12年まで振り返る
コーナーが設けられています。息の長さが感じられると同時に、懐かしさも覚えるような企画でした。
新作は9名。とりわけカルピスの能年さんと東京ガスの未来さんは今後の活躍が期待される逸材です。
以下は内容紹介の補足となりますが、この季節ならではの「予備校イメージガール」や若手に着目した
「登竜門の今」など、今まで以上にトピックが豊富で読み応えのある号という印象を強く受けました。
「パンテーン」のCMに出演している6名を取り上げた別冊付録の小冊子も見逃せません。