SWITCH Vol.30 No.5 特集:TEAM NACS
これまでに本公演の裏側を見たことがある方はご存知の通り、かなりシリアスで冷徹。 良い作品を作ろうとするのなら、衝突は当然。ましてや15年以上付き合っているのですから。 そんな殺伐とした雰囲気をかもしだす白黒の写真。彼らの真剣な表情を見ているだけでこっちまで緊張してしまう。 ページ数は多いです。 個人のインタビューも良かった。 ファンクラブサイトで大泉さんが言ってましたが、かなり赤裸々の暴露本。 本公演のセットやネタバレ要素があるので、まだ公演を見ていない方は見た後読むといいかも。 つくづく彼らには感心されられます。
All You Need Is Love
東日本大震災発生直後に、アメリカのソニーから坂本龍一氏に
「The BeatlesのAll You Need Is Loveの
楽曲から得られる印税を全て寄付に回しても良い」というチャリティの提案から始まった今回のプロジェクト。
坂本氏が小林武史氏に呼びかけた結果、第一線で活躍するアーティスト達が賛同、このＣＤが完成に至った。
まるで日本版We Are The Worldのような豪華アーティストの集結。
レコード会社や所属事務所の垣根を越えた本当に素晴らしいＣＤとなっている。
収益は全額、被災地の子供達のための基金に寄付されるという。
少しでも被災された方達のために役に立てれば、これほど素晴らしい事は無い。
改めて音楽の力を感じた。
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出ているキャストたちがとにかく豪華でアクが強い。
ひとクセもふたクセもある役者だし、劇中のキャラ設定も濃い。
各話各話でメインの女優が変わるのですが、
女優によってストーリーの色味がまったく違っておもしろいです。
私は特に小池栄子と池脇千鶴の回が好きです。
前者の回は、いい役者になったなぁと感じられるくらい、
小池栄子の演技が巧くて、役にぴったりでした。
後者の回は、これまた池脇千鶴がしたたかで小憎たらしい役を巧く演じていて、
共演の伊藤歩とのやり取りもリアルで、一番女のドロドロした部分が垣間見れます。
そして貫禄と気持ち悪さたっぷりで登場する香川照之！
コワイです！コワイ人、いっぱい出てきます！！！
したたかと思っていた池脇千鶴が、
最後まで観ると一番まともに感じるのも、新鮮でおもしろい。
そして衝撃のラスト！
WOWOWは毎回クオリティの高いドラマを制作していますが、
今回もまた……後味の悪い、記憶に残る作品を世に送り出しましたね。
原作を読んでいないので、ぜひとも原作を読んで比較してみようと思います。
「告白」はもちろん、後味の悪い映画が好きな人にオススメです。
恋を何年休んでますか 1 [VHS]
毎回ビデオのオープニングで､出演者の名前が流れますが、この時のまゆみさんといっちゃん（飯島直子さんと山口祐一郎さん）のツーショットを見るだけでも価値あり。横顔のいっちゃん、その高いお鼻をまゆみさんが楽しそうにつまんでいて、山口さんすっごくステキ！
ただ、この時の山口さん、売れない役者という設定のせいなのか、今と比べるとガリガリでほおがこけていて、今より少し老けて見えるのが残念。
帰りの遅い妻のまゆみさんを玄関に座り込んで待つシーンやまゆみさんが一計を企てて行ったホテルで食事をしているときのいっちゃん、すごくステキ！大きな身体にエプロン姿がかわいくって、私なら早く家に帰る、絶対に！
最後から二番目の恋 DVD-BOX
少し間違えたらドロドロになりそうな展開（出会い系サイト、病気の再発etc）や人間同士のｷﾞｽｷﾞｽした会話もギャグっぽく、時にほんのりとシリアスに見せてくれるので非常に見やすくてはまってしまいます。
作中で小泉今日子さんが演じる千明が「人が死ぬドラマなんて作りたくないの。重いだけ、あたしは様々な人たちの気持ちを描くドラマを作りたい。]と言っているようにこのドラマはそういったドラマに対する皮肉にもなってるのかなと思いました。
基本的にはコメディー調で見せてくれるのですが、それと同時に作中の人物たちが抱える悩みを通して寂しさや、切なさも感じます。けれど、その寂しさや切なさは誰しもが抱えてしまうものなのだから、寂しい寂しい言ってないで人生をもっと楽しもう。そう思わせてくれる素敵なドラマでした。
