電波女と青春男 3(完全生産限定版) [Blu-ray]
奇天烈なキャラクターたちに、意外に共感出来る心情があるというのが印象的でした。アニメ的な誇張はされていますが、歳を重ね若さを失っていくことへの不安と焦り、没個性的な自身へのコンプレックスなど誰にでもあり得ることだなと、見ていて共感出来ました。
主人公のまこと君も、ハーレムものにありがちなやたらに鈍感でなにされてもスルーとかじゃなく、ちゃんと内心いろいろ感じてるんだけど経験がないから上手く対処出来ない、わざと大人ぶってクールなふりしちゃうみたいなところがいかにも思春期の男の子ぽくて好感が持てました。
アニメとしては若干地味というか、押し出しが弱い感じも有りますが、押し付けがましくなく見た後少しほっこりするような作品でした。
おひさま あはは
「おひさまが、あはは」、「さかなが、あはは」いろんなものが、元気に屈託なく、「あはは」と笑いかけてくれます。(思わずつられて笑いたくなる素敵なイラストです。)この本を読むと、その日一日怒りすぎたり、ちゃんと顔を見て話を聞いてあげられなかったりしたことを「ごめんね」と思いながら、親子して心の底から『あ・は・は』と笑えます。私の周りで出産した友人には必ずプレゼントしています。
沖縄の歌 決定盤
この夏休みに沖縄に行ってきて、スッカリ島の魅力にとりつかれました。
4日間の旅行中、毎日のように耳にしていた沖縄の歌を
自宅でも聴きたいと思ってこのCDを購入しました。
知らない歌もあったけど、「島唄」や「花」、「ハイサイおじさん」など
誰でも1度は聴いたことがある歌もたくさんあって、満足しました。
三線の音色やお囃子の声が沖縄を思い起こさせます。
知らない歌もこれからCDを何度も聴いて覚えたいと思います。
危ない会社は一発でわかる―キャッシュ・フロー計算書読解法
キャッシュフロー計算書による粉飾発見法を平易に解説した本です。
実名で粉飾した上場企業の決算やキャッシュフロー計算書が多くでてきます。
私も仕事で財務分析を何年も行っており、カネボウ、IXIなど上場企業の粉飾を何社も見破ったことがありますが、キャッシュフロー計算書の着眼点は本書に書かれている内容と言っていいでしょう。
惜しむらくは
・フリーキャッシュフローを殆ど説明なく「営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー」している点はキャッシュフローを中心とした書籍としてはお粗末。「営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー」を「便宜的に」フリーキャシュフローとして「扱う」ことが少なくないが、「本来のフリーキャッシュフローとは意味も数値も異なる」ことを簡単にでも良いから説明すべき。
・紙数の関係もあるのでしょうが、回転期間、回転率の分析をキャッシュフローの分析と組み合わせるとより効果的であることの説明を1章を設けてでも説明する位でもよい。
というところでしょう。
以上2点から5つ星から星を減じて4つ星とします。