レイジレーサー
リアルドライビングでは無い。これは脳裏に刻まれた曇天のドライビングファンタジー。音楽、世界、色彩、造形全てが霞がかった記憶のように、はっきりとはしないがしかし記憶には深く刻み込む作品。幾度もフラッシュバックしてしまう作品。心してドライブして下さい。
ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス Vol.24 レイブレーサー
ゲームセンターでの稼働が極端に長かったRave Racerのサントラ
Ridge Racer2辺りから散見されたがこの辺りからMEGATEN=細江さんの
テンションに周りが置いて行かれる感がわかる。悪く言えば浮いている。
Aya=佐宗綾子さんがメロ派、Sanodg=佐野信義さんが元ネタ
(ブレイクビーツ)派なのに対して、どテクノで突き進む細江さんは
アホというか勇ましいというかとにかくこの辺りが一番テクノ屋として
ギラギラしていた時期であることは間違いない。
ということでお勧めは
3. WRONG LOVE
と、デモ画面でかかりまくっていた
4. BLUE TOPAZ
この後リッジレーサーシリーズはレイジレーサーのサントラが出ない
という暗黒時代に突入する。
リッジレーサー 3D
中古ゲーム屋で4000円弱で出ていたものを購入。
リッジレーサーシリーズは、R4, V, 7, PSP版1,2とiPhone版をプレイ経験有りです。
今3DS版はグランプリ60%程度クリアです。
その上で本作に対して思ったことをいくつか。
▽グラフィックについて
・何と言っても3D!
コースも車も今までの焼き直しが殆どとはいえ、3Dが新鮮だったので楽しめました。3Dとレーズゲームの組み合わせはものすごく相性がいいです。
車のテクスチャが少し荒いですね(特にレース時)。コースは十分綺麗だと思います。
・処理落ちがやや目立つ
下のクラスのレースではあまり気になりませんが、上のクラスになってくると処理落ちがやや目立ちます。
ニトロを使いながらコーナーに数台同時に侵入した場合によく発生します(カクカクっと10fpsくらいまでほんの一瞬ですが落ちます)。酷い時には操作不能になります。
▽AI(敵車)について
・酷いブースト
AIは少し問題があるように感じますね。敵車を抜いた瞬間、ニトロよりもエグい加速で抜き返し、前に割り込んだと思うと急減速する。
また、追突は普通だし、コーナーで自車を壁にして曲がっていくこともAIは平気でやってのけます。
とにかくものすごくマナーが悪いし、ペース制御バリバリの感じが非常に気持ち悪い。
AIは欠陥品のレベルです。ストレスが溜まり、これが原因で売り払ってやろうかと何度か思ったくらいです。
▽BGMについて
・リッジらしい、安心出来るサウンド
BGMは相変わらずカッコ良く、ああリッジだな、と認識出来る出来栄えでした。GOOD.
○総評
3Dによるレースの演出は非常に気分爽快で楽しめる。BGMもかっこいい。
AIは酷いので、気の短い人はプレイしないほうが良い。3DSが壁に飛んでいく日は近いです。
ローンチタイトルなんでやや調整の甘い部分があるのはある程度仕方ないと思います。
でもAIはローンチにしても駄目です。もし次回作があるならば改善を期待。
基本的にはとても面白いゲームですし、3DSの魅力を十分体験できるソフトウェアだと思います。
ゲームモードがもっと豊富になればなお良いと感じますね。
R4 RIDGE RACER TYPE 4 DIRECT AUDIO
探してもなかなか無かったのでめちゃうれしいです 何とかしてBGMを聞こうとビデオに録ったものを何度も何度も聞いていました さっき確定したばかりでまだ届いてないけど星5つは確定ですよね ナムコの音楽センスがやたらツボにハマり、ゼビウス時代からとても大好きです そういえば3D/Gも完成度相当高いと思います あれも手に入るんならほしい・・
リッジレーサーズ2
ゲームのシステムや画面は前作リッジレーサーズと、全くと言って良いほど同じ。
では何が違うのかといえば扱える車の数やコース、BGM等が増量されている点。
前作リッジレーサーズに含まれる内容は全て入っているので、2を買うなら1も・・・と思われている方は2だけにしておいた方が無難です。
リッジレーサーズ2にはアーケードのレイブレーサー等も含めた歴代リッジのほぼ全てのコース、BGMが納められています。
R4のコースも全て堪能できるので、R4に夢中になっていた人にもお奨めです。
3分からツアーを組めるので、例えば電車通勤で短い駅間を走るうちにツアーを開始し終了できます。
前作で好評だったニトロシステムも健在です。
実車の場合も同様ですが、ドリフトすると速度が落ちるため通常ドリフトはしないか、最小限に抑えるのがセオリーとされています。
しかしながらドリフトがリッジの醍醐味でもあるため、今まではドリフトすると同時に”もどかしさ”も生んでいました。
ドリフトするほどパワーが溜まり爆発的な加速が行えるこのニトロシステムは、そんな従来のリッジの欠点を一気に解決した素晴らしいアイデアだと思います。
このニトロシステムを積んだ車で歴代リッジコースを全て走破できるとなれば感動です。
ニンテンドーDSの10倍とも15倍ともされるPSPのスペックを余す所無く活かしたポリゴングラフィックは前作同様の超絶的クオリティでPS2並。
さらに画面が家庭用テレビより小さいため、より緻密で粗が目立たず、ハンディー機とは思えない映像の美麗さに溜息すら覚えます。
GTと異なり、実車の特性を無視して、ひたすらスピード感やゲーム性を追及したシリーズなので車の挙動には意見が分かれる所ですが、200K超でヘアピンカーブを曲がる爽快感はリッジならではのもの。
PSPでレースゲームをするなら、まずリッジ2をお奨めします。