レディー・ガガ | オン・ジ・エッジ [DVD]
ガガのスタイリストは言う---「生肉ドレスは人々の無関心に注意を喚起するものだ
と思う。無関心な人間は骨と肉でしかない」。
ガガの男性の分身“ジョー”の意味など、ファッションにこめたメッセージがわか
り、ますますガガが好きになりました!
大ホールや、テレビ番組等、いろいろな場所でのライブも入っていて、ガガのことを
理解するには、いい映像だと思います。
テレビ番組でも、さすがガガ様。ストーリー性のある演出で、見応えがあります。
震災後すぐに来日した時の、ティーカップのシーンもあり、もうずっと前のような気
がするけど、去年のことなんですよね。
たったの1時間の映像ですが、見ていて胸がアツくなりました。お薦めです。
タミル語会話入門(CD付)
CDは、背景のタミルの町並みの雑踏なども入っているのが楽しいです。
例文もなんだかリアルでいいです(笑)オートリキシャの運転手との交渉の例文とか、家を借りるときの例文がおもしろいです。
ただ、英語で書かれたテキストの翻訳本ということで、説明がまどろっこしいところが各所あります。
例文の訳も最初のうちはいいけれど、章が進むと怪しくなってくるし、すぐに分かる誤訳もいくつかあります。
タミル語と英語を比べて説明している場所がいくつかありますが、これは直接日本語で考えられるように書いたほうがわかりやすいと思います。
また、口語の学習本ということで、すべてのタミル語がアルファベットで表記されていますが、できればタミル語の文字も併記してあると良かったです。
ぼくは他の日本語のタミル語学習本と見比べて勉強しています。
*本をより読んだあと、レビューに訂正を加えました。
図説 だまし絵―もうひとつの美術史 (ふくろうの本)
日本でだまし絵といえば、エッシャーなどがすぐ取り上げられてきた美術史を塗り替える一冊。本来の「だまし絵」とはなるほどこういうものかと、教えられる。だまされることを知りながら、だまし絵に見入る。著者の精緻な観察と卓抜な見解による、「絵画をおもしろく見る」ための本。この本を読めば、芸術に関する物の捉え方が変わってくるはず。知的好奇心を満たしてくれること間違いなし。必見。
ポオ小説全集 1 (創元推理文庫 522-1)
この本を読む前には注意事項があります。
まず、推理小説作家の顔としての
ポーのイメージをすっかりと捨て去ることです。
そうでないと読み始めてすぐに面食らってしまうことでしょう。
推理小説のそれとは文も違い、
癖の強い文章となっているからです。
しかしながら、そんな癖の強い文章でも
面白い作品は結構あったりします。
それは「ハンス・プファアル…」のような
ありえなさそうな話だけれどもなんか説得力があるお話や
「ウィリアム・ウィルソン」のような
そこはかとない恐怖を感じる作品です。
後者の作品は
ラストに恐怖が凝縮されています。
ありがちな光景なだけに恐怖は
倍増なことうけあいです。
特有のクセさえ気にならなければ
この本はあなたに極上の
読書時間を与えてくれるはずです。