プライマル・スクリーム
スクリームデリカから聞きはじめて、ようやくこのアルバムに到達することができました。今までに想像できないくらいのRock'n'-roll albumです。
正直ここまで、直球なプライマルにはびびりました。サイケで、MC5あたりを感じました。
やはり、こういったバンドは初期の段階から、ジワジワときいたほうのが楽しめるなと。
Screamadelica Live [Blu-ray] [Import]
日本盤がとても高いので輸入盤を買った方がいいです。
英語の字幕を表示させれば、アルバム制作秘話のインタビューも何とか楽しめます。
ライブ本編は、ソニマニの予習に最適。
夏のライブが待ち遠しくなります。
Exterminator
最高の一言。
良いアルバムというのは、一曲目でほとんど決まるのではないか?と思いたくなる。
タイトルが良い、タイトルが。「Kill All Hippies」だよ?
サイレンの音とゆがんだシンセが唸りをあげて不穏な空気感が張り詰めてくる。
1:36あたりで頂点に達した瞬間、マニのブッといベースリフが割り込んできて一気にアドレナリン放出。
これだけは、絶対爆音で聴くべき。
ただし、次の「Accelarator」恐ろしいギター音で始まるため心臓に悪いが。
Exterminatorのベースもかっこよすぎて、この三曲でかなりお腹いっぱいなのだが
やはり最強なのは「Swastika Eyes」。元AloofのJagz kooner MixはChemical兄弟のVer.よりも断然かっこいい。
ビートが硬くて、体の芯にガッツンガッツン響いてくる。バックでピコピコいってるシンセが妙にハマってる。
3:13あたりから音圧が一気に上がって、もうこの辺からは体動かさないと気が済まなくなってくる。
と、ここまで4曲の密度が濃すぎて後半は印象が。。。
後半じっくり聴きたいときは、5曲目から聴くことをお勧めします。
今改めて聴いたら、後半もスゲー。
ちょっとHipHop色ありの「I'm five years ahead of my time」、狂ったJazz「Blood Money」などはアルバム第二の山場では?
スクリーマデリカもいいけど、破壊力があるこっちの方が好きだな。