スピード・メタル・シンフォニー(紙ジャケット仕様)
元DAVID LEE ROTH BANDのジェイソン・ベッカーと、元メガデスのマーティー・フリードマンの若かりし頃のギターをメインに置いたバンドです。
二人の高速ギタリストによるギターソロ部分も圧巻ですが、
ボーカルが入っている楽曲もありますが、やはり目立つのはインストの部分だと思います。マーティ・フリードマンの東洋的なメロディや、ジェイソン・ベッカーのクラシカルなメロディが上手い具合に合わさったハイレベルな作品です。
SPEED METAL SYMPHONYはメタルの音で演奏されたシンフォニーで、ファンの間でも一番の人気曲です。
へヴィさはもちろん、壮大なオーケストラの要素もたっぷり含んだ超大作です。
cacophony
downyの青木ロビンとは感覚そのものが違う。
「轟音」「騒像」「殺伐」
そんな激しいイメージの曲が比較的多いdownyのサウンドに比べて、Dhalは「静寂」「深遠」に務める曲で構成されている。
downyから聴き始めた人には若干物足りなさを感じるが、青木のボーカルはdownyよりはっきりと英語で構成され、メロディーはさらにオルタナとして洗練されたものになっている。
曲全体に機械的な冷たいブレイクビーツが付き纏う音は「静寂」の中に時折聴こえてくる「凶暴」がちょうどいい具合だ。
バンドのような生音にこだわる人は少し退屈かもしれないが、打ち込みに興味がある人には素晴らしい作品であると思う。
ゴー・オフ(紙ジャケット仕様)
やっぱりカコフォニーの魅力は楽曲かな、
って感が強められる作風ですね。
とはいっても前作より作りこまれてないんですよ。
とくに和声面で。
音がすかすかですね。音質はいいのですけども。
フレージングに行き詰っているのか意味のない
アルペジオがところどころで炸裂していて
このバンドの方向性を考えると、どうかなと思います。
マーティは統一感のあるアルバムが好きらしいですが、
そういう意味ではまあまあって感じもしなくないです。
いや、なかなか評価の難しいアルバムだとは思います。
私自身は違いますけど、スウィープが得意な人が
聴いたら、なんでこんなにスウィープ多用しているのって
多分、疑問に思うと思うんですよ。
楽曲はよいですね。こんな曲をやるバンド、ないもの。
マーティのフリークスは必携のアルバム。
新品でも中古でもいいから
ゲットせよ!