ガウディの世界 [DVD]
私は、建築素人です。
建築関連に興味をもって、当然ガウディも必須と思い、いくつか映像を見てみました。
見たのは、TV放送の「世界遺産」、それに勅使河原宏監督の「アントニー・ガウディー」、そしてこのBOXです。
このBOXは、TELEVISION ESPANOLA S.A.の映像をDVD化したもの。
2枚組みで合計159分、6つのエピソードで構成されています。
約30分ものの番組が3本ずつ各DVDに収録されています。
もちろん、出てくるガウディの建築物は美しいです。
ですが、全体としてみた感じ、画像の程度があまり良くないように思いました。
ノイズが出たり、映像が粗い箇所があったりで、少々興ざめした部分もありました。
また、番組がランダムに詰め込まれている感じで、まとまりに欠け、とっちらかった感じがします。
ガウディが映像で見ることのできる数少ないソフトなので、期待していたわけですが、少々肩透かしを食らった感じです。
付属品も1枚の解説が入っているだけで、随分素っ気無いものです。
正直、「世界遺産」を観た後だったので結構なんとかなりましたが、ガウディに興味を持った人が最初に見たらどうなんだろう?という疑問が残りました。
私のような初心者的には、一番まとまっていて分かりやすかったのは「世界遺産」で、建築物やスペイン文化をじっくりと味わえるのは「アントニー・ガウディー」、そして最後にこのDVDを選択するのがいいのではないかと思いました。残念ながら、「世界遺産」のガウディの回はまだDVD化されていないようですけど。
ガウディを良く知っている方は、いろいろな角度から楽しめるDVDなのかもしれません。
あくまで初心者の意見です。
GAUDi ガウディが知りたい! (エクスナレッジムック)
ガウディー!
サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、等多数の有名な建築、デザイン。日本人ならば知らない人って、居るの?
なんというか、あの禍々しい曲線は、神々しくて、僕なんて初めてサグラダ・ファミリアを見たとき「悪魔城だ!」と思ってしまったものなんですが、いかがなんでしょー。
パトロンの庇護の下に芸術が成り立った時代。
金持ちって好きです。芸術を守ってくれるから。
かなり大きめの本ですが、人物史、写真、ガウディを取り巻く人間関係など、総合的にガウディを知りたい人にはいいんじゃないかな、と思いまつ!(`・ω・')
アントニー・ガウディー [DVD]
勅使河原宏の映像詩と謳っているだけに、ガウディの建築だけをしっかりした説明付きで見たいと思っている人には不向きかもしれません。
20年前に撮られたこの映像の中で、ガウディの建築だけは今見ても
新しい感覚が息づいていて、ガウディの力の凄さを改めて実感することができました。
武満徹の音楽はガウディへのオマージュともレクイエムともとれ、語りが少し入るところもありますが、BGMとして楽しむこともできました。映像と音楽がよく合っています。星を4つにしたのは、画面をもう
少し明るくしたほうがよかったのではないかと思ったからです。
ガウディ
1987年リリース。通算11作目だがこのアルバムを最後に『The Alan Parsons Project』の表記はされなくなる。6年後の作品『Try Anything Else』では『アラン・パーソンズ』となる(この間に『Limelight(ベスト盤)』(1988)と『The Instrumental Works』(1988)が入る)。そういう意味で『The Alan Parsons Project』のラスト・アルバムとも言えるだろう。(●^o^●)
アントニオ・ガウディにインスパイアされた本作はまさに『The Alan Parsons Project』の建築的完成を見るような素晴らしい出来映えである。眼を閉じて聴けばバルセロナに朗々と天を指すラ・サグラダ・ファミリアが心の奥底に浮かんでくる。叙情性溢れる作品だ。
作曲と建築は実は非常に似ているものなのかもしれない。ひとつひとつ緻密に設計されたアラン・パーソンズとエリック・ウルフソンの構築物はギターのイアン・バーンソン、ドラムスのスチュアート・エリオット、ペースのローリー・コトル、そして曲毎に変わるボーカルに前作でも参加していたジョン・マイルズ、クリス・レインボウに加えレニー・ザカテフ、ヴァイタミンZのジェフ・バラテールを取り込みまさに大輪の華を咲かせている。
音楽はここまで描き切ることが出来る。そう感じる傑作だ。
Gaudi
1987年リリース。通算11作目だがこのアルバムを最後に『The Alan Parsons Project』の表記はされなくなる。6年後の作品『Try Anything Else』では『アラン・パーソンズ』となる(この間に『Limelight(ベスト盤)』(1988)と『The Instrumental Works』(1988)が入る)。そういう意味で『The Alan Parsons Project』のラスト・アルバムとも言えるだろう。(●^o^●)
アントニオ・ガウディにインスパイアされた本作はまさに『The Alan Parsons Project』の建築的完成を見るような素晴らしい出来映えである。眼を閉じて聴けばバルセロナに朗々と天を指すラ・サグラダ・ファミリアが心の奥底に浮かんでくる。叙情性溢れる作品だ。
作曲と建築は実は非常に似ているものなのかもしれない。ひとつひとつ緻密に設計されたアラン・パーソンズとエリック・ウルフソンの構築物はギターのイアン・バーンソン、ドラムスのスチュアート・エリオット、ペースのローリー・コトル、そして曲毎に変わるボーカルに前作でも参加していたジョン・マイルズ、クリス・レインボウに加えレニー・ザカテフ、ヴァイタミンZのジェフ・バラテールを取り込みまさに大輪の華を咲かせている。
音楽はここまで描き切ることが出来る。そう感じる傑作だ。