hon-nin列伝 セキララなオンナたち (本人本)
荻野目慶子や広田レオナは、他誌でも大変な半生を語ったりしていたので予想はついたのですが、麻生久美子のインタビューは衝撃でした。貧乏で自意識過剰だったので周りからバカにされていた話や、久しぶりに会った父親に金の無心をされた話など、世間の彼女のイメージとはかけ離れた話ばかりでファンなら必見だと思います。そして、そんなマイナスな話をさらりとしてしまうあたりのスキだらけの感じにファンになってしまう人も多いと思います。庶民は輝くスターに憧れるものですが、その「選ばれてしまった人のキツさ」というものを刻銘に感じました。豪華なラインナップですし、わりと彼の著書の中でも読みやすい感じだと思います。
BOMB presents「永遠の’80蔵出しアイドル大集合!」
全部で30曲あるうちに、アニメソングが「4曲しかない」というのは少し「足りないかな」と思って、この評価ですね。で、「1-4」は「アニメ・ホットウェーブ」の「1-12」と同じ曲ですけど、注目は「1-9」、OVA版の「ドミニオン」(昭和63年)の主題歌ですか…。これは知りませんでしたね^^;。
まあ、「1-3」が「アイドル伝説えり子」ED曲ですので、これ以上は下げなかったわけです。
あの頃映画 「エンドレス・ワルツ」 [DVD]
一時期 阿部薫/鈴木いづみ氏にハマリました。
とり憑かれました。レンタルショップで映画を何度も
借りました。まだVHSでした。
映画が手元に欲しくて探しまくりました。会社に問い合わせたり。
アマゾンでも取り扱いが無かったのですが
しばらくしたら中古で出て来ました。
¥10000出して買いました。VHS。
私には高額な買い物でした。
でもそれほど当時の私にとって存在価値が大きかった。
DVD化されない、と思っていたら。
今や¥2000で買えるのか・・・
あの時の苦労はなんだったんだろう(失笑)
町田町蔵氏と広田レオナ氏はまさに適役だと思いました。
今は作品群、見聞しなくなりましたがこの映画作品は生涯
心に残る1つです。
細野晴臣イエローマジックショー [DVD]
老人になった細野さんとユキヒロさんがNYにいる老人の教授を訪ねる、というコントをテレビか何かで見たことがあって、その時に以前、「細野晴臣イエローマジックショー」という番組がNHKで放送されたのを知った。時すでに遅しで悔しくてたまらなかった記憶がある。それと、そのコントを見たとき、ああ、かつての細野さんと教授の間の確執は消えたんだなあ…と、妙にうれしかった記憶も。だからDVDが出る情報をつかんだときは狂喜乱舞。早速予約して購入。買って良かった…。
フジテレビ(禁)MOVIES MIDORI [VHS]
内田春菊原作「物陰に足拍子」をドラマ化したもの。R−15指定。
みどりちゃん役の子が原作のイメージ通り過ぎて驚きます。
あと義姉役もかなりいいです。
相手役が加藤晴彦で、当時十代であろう、なかなか体当たりな演技をしております。
窪塚洋介が、小林みのるというキモイ青年を味のある変人に仕立てています。
原作が、外の世界へ向けて言葉少ないみどりちゃんの独白によって進んで行くのに対し、
ドラマは独白部分が削られているので、
みどりちゃんが単に一風変わった人にしか見えないのが残念。
ドラッグのシーンがカルト集団に変わっていたり、
家が普通の一戸建てで、原作の和室の襖に鍵という、
その気になればどうにでもなるあやうい線引きの雰囲気などが伝わってこない。
みどりちゃん役の子がかなり良かっただけに惜しまれます。