フィンランド空軍戦闘機隊
意外に知られていないことだが,欧州大戦において独立を保った小国は,実はフィンランドのみである。本書はフィンランド軍のトップエースが記した,手記とも言うべき良書である。戦火の渦中にありながら,フィンランド人はたくましく,清新だ。かなり厚めの本だが,内容はさらに濃い。資料や欄外の注釈も豊富である。何より,苦難の時代に独立を守りきった彼の国に,無私で国難に立ち向かった政治家や軍人に,私たちは大いなる感動を覚えることだろう。
Step One(DVD付)
素晴らしいの一言です。
leccaは今までずっと追いかけているアーティストですが、今回も今まで通り元気を与える曲が盛りだくさんですね
いろんなテンポ、いろんなリズムのトラックに元気づけるリリックが載せられ、毎回違うテンションで元気が湧いてきます。
ときに「やるならば」なんてトラック聞くだけでノリノリになれますし、ライブだと確実にアガるでしょう:)BIG POPPERの「紅空」を思い出しますよきっと。
全体的には相変わらずの分かりやすい歌詞でメッセージがまっすぐ伝わってきますし、なんといってもアルバムとして全体の曲順を楽しんでもらいたい。
個人的に「get ur morning」、EMI MARIAとの「Dreaming of you」が名曲ですね。leccaの力強い声とEMI MARIAのきれいなフローの組み合わせは本当に聞いていて心地がいいです。
あとここを見てる方の中でもleccaが好きじゃない人もいると思います。
癖のある歌い方、発音が受け付けない人が多いのもとても分かりますし、仕方ないでしょう。全然レゲエじゃねえよ!!って言うのもその通りだと思います。
でもこの歌い方はレゲエを歌うときに身に着けた歌い方であり彼女自身の魅力であり変えられないものなので、個性として受け取ってもらいたいと思いますね。
また最近のleccaは曲調こそレゲエらしくないものが多いですが、韻の踏み方やフローにJ-POPとは違うレゲエらしさがありますね。アルバム内にレゲエらしいトラックの楽曲もあります。
いろいろと困難続きの2011年でしたが、次の新しい一歩「STEP ONE」を踏み出すためにもこのアルバムは確実に勇気を与えてくれるでしょう。
これからも僕はleccaのファンであり続けます。
BEST ALBUM 「5years」 (初回限定版2枚組)
テレビでその時々のシングル曲を歌うのを見る程度でしか知らなかったのだけれど、その度になぜか気になる存在だった。同時期の他の歌手とはどこか違う、けれどもどこが違うのかはよくわからなかった。
このベストアルバムも最初は買うつもりはなかった。若い人の音楽を今さら買ってまで聴くことはないとも思っていた。けれどもちょうど紅白やら何やらでマスコミへの露出が増えたので、否応なしにカエラの声を聴くことが多くなり、そうなるともうこのベストアルバムを買うしかないという気持ちにさせられてしまった。まったく宣伝効果というのは恐ろしい。
と言うわけで、木村カエラの歌と言えば"butterfly"くらいしかタイトルと曲が一致しないという程度のおじさんが聴いたのだけれど、どうして彼女の歌が気になっていたのかよーくわかった。彼女の歌はロックなんだ。しかも最近のJ-POP化したものとは違う、おじさんたちが聴いていた頃のような音をさせるロック何だ。
DISC1最初の新曲らしい"You Bet!!"から始まって,"BANZAI","マスタッシュ","Yellow","Snow dome","TREE CLIMBERS","BEAT","リルラ リルハ","happiness!!!","LEVEL 42"といったあたりは新しい(?)歌のはずだけれどどこか懐かしくかつcoolな気分にさせてくれる。特に何がおじさんの気分を動かしてくれるかというと、どれもがギターがメインの作りになっているからなのだろう。やっぱりギターは格好いいのだ。もっともこうやって曲名を並べてみるとデビュー当時の方がもっとロックしていたのかもしれないとも思う。
そして、歌詞が最近のJ-POPみたいな好きだ嫌いだとか、自分が大事とか、感謝とかといった言葉の羅列でないのがいい。単純だけれど前向きで力強いから何度でも聴きたくなる。それにすべてではないけれど、韻を踏んだ歌詞は気持ちよく、これも何度も聴き返したくなり、また歌詞が耳に残りやすい。これも最近のラップの言葉づかいとは違うけれど音に言葉をのせようとしているので気持ちいい。
で、ここまで来てわかったのだけれど、木村カエラがサディスティック・ミカ・バンドのボーカルに選ばれたのはここらへんが理由だったのかもしれない。ロックと言葉のことだ。いかにも加藤和彦が好みそうだ。
さらに、実は初めて聴いたものばかりなのに、DISC2の方がもっとcoolだ。コラボの曲だったりした方が、木村カエラのロックがもっとロックしているように聴こえる。
しばらく何度も何度も聴きたくなってしまう、最近にはない拾いものだった。
CHAMBERS
Steadyの曲は、歌詞にメンバー一人ひとりの個性が出ていてとても感心します。他の歌手には感じられない一曲一曲へのこだわりが感じられると思います。Stay Goldや春夏秋冬を気に入った人は是非聴いて欲しいです。
レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース [DVD]
尺も80分と短く、低予算で中身スカスカの作品かと思ってたけど、意外としっかりした作りで、かつ面白くてびっくり!!
てっきり欲深い人間どもが世界に一人しかいないサンタクロースをハンティングするために右往左往するコメディだと勝手に想像してたんですが、まったく正反対でした(笑)
タイトルの「レアエクスポーツ」って、サンタをハンティングするスポーツのことを指すのかと思ってけど、こういう意味だったのねとラストで納得。
スリル、どんでん返し、ラストの皮肉も含めて、決して観て損はない作品だと思います。