機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]
いまさら本作の内容を語るのもなんだなあと思っていたが、考えがちょっと変わったのでレビューを書く気になった。
ある学者の説だが、20世紀の日本は国の歴史と日本人の精神を大きく変えた三つの戦争を経験したのだという。
日露戦争、第二次大戦、そして湾岸戦争である。日本は湾岸戦争を物理的に戦ったわけではなかったが、その前後で
日本人の意識が決定的に変わったという考えだ。
具体的には憲法に対する認識である。それまでは改憲論議などは大きなタブーだったが、湾岸戦争を機に論議できる
空気が醸成されるようになったのはたしかだ。
本作は湾岸戦争後のPKOにもとづいており、湾岸戦争自体には触れていない。だが戦争直後に制作されたことが重要で
ある。押井監督は軍事問題が得意なので勘が働きやすかったのかもしれないが、事件の首謀者である柘植は明らかに、
当時の日本で生まれつつあった国防問題における空気の象徴的存在である。
いまでは改憲賛成派は国民の半分に達している。その是非はともかくとして、柘植的なものが国の半分を支配している
状態だ。本作は普通にみると平和ボケ日本への警鐘程度にしか思えないが、湾岸戦争直後にはっきり変化しはじめた
日本人の意識を切りとったという意味で重要作なのである。
ラスト近く、大都会を遠くから眺めながらの柘植のセリフは印象的だ。
「ここからだとあの街が蜃気楼のようにみえる。あれが幻であることをしらせようとしたが、結局最初の砲戦がとどろく
までだれも気づきはしなかった。いや、もしかしたらいまも…」
若いころ長く東京に住んでいたが、転勤でそこをでた後に思ったことがある。東京は夢だけはみれる場所だなあと。
とっくに夢破れた人たちでも、いつかいいことありそうと思わせるなにかがあるのだ。なんだか麻薬的だが、もうあそこ
には戻る気はないといったら嘘になる。
ブルーレイとしての画質・音質は不満のないものであり、このようなシミュレーションものをリアルに感じさせることに
たいへん貢献している。音はドルビーTrue HDかリニアPCMが選べるが、PCM音声の実体感はすばらしい。音楽も
躍動感があってグッド。
魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)
完全無料のソーシャルゲームをやっているとまれに魔法少女になる。という都市伝説っぽい噂から始まり実際に魔法少女になってしまった子供達。
それぞれが一芸を持っています。魔法少女になって人助けの充実した日々を送っていたところ、マスコットさん曰く。
「16人は多いと思うんだぽん。魔力使いすぎてエコじゃないぽん。そこで魔法少女を8人まで減らすことにしたぽん。これは決定だぽん」
魔法少女としての評価の低い子が(リアルからも)退場といっていたものの、魔法少女が多すぎるのが主題ってことでバトルロワイヤルの開幕です。
くどい解説っぽい文章で読みにくいところや、キャラが多いのにそれぞれの視点だったりして忙しいところがありますが、ネタは面白い。全体的な後味の悪さが魅力です。
贅沢言えば16人スタートは多すぎたのかも。数合わせのような退場があってちょっともったいない。
マスコットはもっと善人ぶって欲しいとか、読ませる伏線があればなあとか感じるところもあり手放しには褒められませんが、いろいろ欠点を割り引いても面白い。十分に楽しめました。
とにもかくにも、夢に溢れたはずの魔法少女が、こんなはずではないバトルロワイヤルというプロットにビビっときたら読む価値あると思います。途中まで読んだらオフィシャルブログのキャラ紹介をあわせて読むと吉です。
糀屋本店の塩麹レシピ
初めての塩麹なので
取り寄せしてみました
とてもわかりやすく塩に換算すると塩麹はいくらとか
目からウロコです
お客様用に豆乳黒ゴマプリンを作りました
好評でした!!
だし麹を今から作ろうと思っています
この本はお勧めです
ヘンリーエクスプローラーズ
まぁ、マニアックなゲームです。プレイヤーは半魚人やガイコツなどの珍獣と闘うガンシューティングです(笑)とってもKONAMIの作品とは思えません。まぁ自分は好きですけど(笑)