私の好きな曲―吉田秀和コレクション (ちくま文庫)
ほぼ20年ぶりの再読。新潮文庫版を何度ひもといたことか。
改めて読んでみても、初読の感動が甦ってくる。冒頭のベートーヴェンのカルテットとピアノソナタで感極まってしまった。シューベルトの『グレイト』の章では、楽音が耳に鳴り出す。
そして必ず気に入りのディスクを架けて、吉田の文章を読み返してしまう。何度でも読みたくなる。
モーツァルトのクラリネット協奏曲での「かわいそうなブラームス」という痺れる文句。
ストラヴィンスキーでの叶わぬ初恋(?)記の上手さ。
音楽を叙述してこれ以上の文章は皆無なのではないか。吉田独特(と当時は思われた)の「かしら」という文末。見事である。
必ず役立つ 吹奏楽ハンドブック
今年から吹奏楽を指導しています。かゆいところに手が届く,まさに完璧な本だと思います。
第2弾も楽しみにしています。「和声」「楽典」について,分かりやすく載っていたら最高です。
モーツァルト療法 ~音の最先端セラピー ~3.癒しのモーツァルト ~耳と脳の休息の音楽 ~
娘のピアノ学習のために手に入れました。
ですが、聴くのはほとんど母親である私ですね・・・。
毎日の生活でいらいらするとき・・・とくに部屋の片付けなどを
いらいらしてやっているとき、落ち着くような気がします。
元気があるときには、すこし退屈に感じるかもしれない・・・
でも、いらいらしたり落ち込んだりストレスを感じているときには
とても聴きやすい一枚です。
またクラッシックに興味関心がある方にもおすすめなポイントは
CDに同封されている冊子に曲を作曲したモーツァルトの背景など
わかりやすく解説してあるので、ご自身や子供さんがピアノなどの
学習でモーツァルトに関心をお持ちなかたにもおすすめです。
巷で人気の「のだめカンタービレ」でオーボエの黒木くんがソロ
していた、ピンクのモーツァルトの曲「オーボエ協奏曲」も
入っていますよ♪
なかなか寝つかれないとき、枕元でやや小さめのボリュームで音楽を
流し、布団のなかで、(時代考証とか違いますが)ピーターラビットが
出てきそうな田園風景、または天上の天使と小鳥の音楽を
イメージしてみたら、いいかもしれませんね。