ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 上下巻set(携帯版)
ハリポタをいつも読みたい人には、携帯版は必須です。
不死鳥の騎士団は、ハリーの両親が参加した初代から、
ハリー、ロン、ハーマイオニ、ネビル、ジニー、ルーナの5人が活躍する。
とても素敵な話です。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
映画音楽とすれば良い出来だと思いますが、CDでこの音楽を聴くと「あれ?」と思うところがあります。
映画での効果は抜群でしたが、曲として聴いてみると、1〜4作までの作曲家の方々と比べて劣っているかんじがします。
1曲目でエレキギターを使っているところも、ハリポタなのに!と少しがっかりです。
あと、映画がダークな仕上がりになっているので曲も少し暗めです(これはしょうがないのですが)。
私の意見ですが、1〜4作までの音楽(とくにジョン・ウィリアムズ作曲の1・2作)が気に入っている方には、5作目のサントラはあまりおすすめできません。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
映画を見た人にこそオススメしたいゲームです。
内容としては、点在するクエストを攻略しながらホグワーツ城内を探索しストーリーを進めること。
このストーリーというのはそのまま「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」を再現したものになっています。そのため、ゲーム画質ながらも映画のシーンが入ってくるなどまるで本当に映画を見ているかのような雰囲気。
もちろん単純に「不死鳥の騎士団」をなぞらえるだけではなく、ハリー自身がDAメンバーを探したりクラッブとゴイルと決闘したりというゲームオリジナルのストーリーも随所に見られます。前作である「炎のゴブレット」以前での思い出をハリーたちが語ることも多く、シリーズを通して映画を見ている人には思わず笑ってしまうエピソードもちらほら。
クエストというものは「○○を取ってきて」などそこまで難しいものではありませんが、とにかくホグワーツ城が本気の迷宮。
映画では部屋ごとのカットが多いので想像もできないと思いますが、回廊や階段などの繋がりは最初のうちはまるで理解不能。ホグワーツ一年生になった気分で放浪するのもまた面白いのですが、慣れてくると「あの部屋に行くにはあの肖像画の裏を通って最初の階段を登って…」といったように手に取るように動けるようになります。
もちろん迷いっぱなしではなく、セレクトでいつでも呼び出せる「忍びの地図」が現在位置や目的地をナビしてくれます。
やり込み要素としては城内の秘密を解いていくと「リワード部屋」という場所に出てくるアレコレ。声優として本当の役者さんたちを招いての豪華インタビューやトロフィーなどもたくさんあります。
各教科の先生に会えばテスト(という名のミニゲーム)をさせてくれたりして。原作ではハリーが苦手にしていた魔法薬学テストでは思わず力が入ってしまいました。
魔法は数が少ないもののかなり本格的に作ってあり、私は「ウィンガーディアム・レビオーサ」がなかなかうまくいかず原作でハーマイオニーが「ヒューン、ヒョイよ!」と言っていたのを思い出してしまったほど。それでもうまくいかないのが難点ですが(笑)
「エクスペリアームス」「ペトリフィカス・トタルス」などの攻撃呪文もうまく再現されています。ハーマイオニーやロンたちと共闘する決闘シーンはまさに手汗を握る。
難点としては少し謎解きがワンパターンすぎるのと、やはり操作性かな。動きづらいというほどではないのですが。
また関係のない生徒たちが多く城内をうろついていて実に映画的な臨場感はあるのですがゲームをしている上では邪魔にしか感じなかったのもなんかなぁ。。
通りすがりざまに「ウィーズリーは我が王者」「うせろ、チビ」などのやりとりが随時入るのは気に入ったのですが(笑)
ハリー・ポッターと謎のプリンス 特別版(2枚組) [DVD]
ヴォルデモートの過去を知る、その為の話の筈なのになんか色恋沙汰ばかりに尺がとられていたような・・・・・・。スネイプの出番も少なく、ヴォルデモートの過去もあまり描写されず、謎のプリンスについてもあまり言及がなく。うーん、これはちょっとどうなんだろ・・・・・・。
「死の秘宝」に至る伏線、そんなものだけが見せ場だった気がします。ドラコとか、杖のこととかまあその辺ですね。あとは、ロンとかロンとかロンとか。ロンのファンには、ある意味ご褒美の話ではあったかと。
学年が上ったことで生じたテストやクィディッチのことなど、ハリーの身に起こった変化についての説明がしかし本当になかったのにはびっくり。原作必読、映画はでないと訳が分からない・・・・・・。そんな噂を人伝に聞いてはいましたが、本当にその通りの出来だったですね。長い期間の話なのに、それが上手く画面から伝わらないのはどうにも致命的です。
原作通りにやろうとすればいくら尺があっても足りないのは理解出来ますが、それでももう少しやりようはある筈、あった筈。「死の秘宝」は二部構成とのことなので、今度こそはあの長い原作を上手く纏めてくれることを願うばかりです。