
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状(1) 安楽椅子探偵登場 [DVD]
推理小説家・有栖川有栖氏と綾辻行人氏原作の本格推理ドラマ第一弾。「本格」「映像」という要素を存分に、思いっきり、隅から隅まで利用していて、本格好きにはたまらない一作であることは間違いないが、小説をあまり読まない人にも映像で十分に楽しんでいただけると思う。
なぜなら、最後に事件の謎が解かれるところが非常に面白いのだ。
これ以上はネタばれになるので言えないが、今までにない(?)推理ドラマだと思う。必見!!

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
ビブリアとはギリシア語で「書物」を意味するBibliaから名づけたのでしょう。
その名の通り書物をこよなく愛する栞子さんとある理由から本が読めない体質になってしまった五浦との物語。
分類すると安楽椅子探偵モノですね。
実際にはある事情でそうなってしまっているのですが…。
正直、タイトルと表紙に惹かれて購入したのですが大満足でした。
読みやすくてあっという間に読み終わってしまったのが、ある意味不満ではあるのですが。(笑)
もっと本の世界にどっぷりとつかっていたいくらいでした。
連作短編となっているのですが、一つ一つの物語が興味深く読み進むことが出来ました。
おそらくシリーズ化するでしょうが、このクオリティーのまま書き続けていただきたいです。
星は4つです。
個人的には、文庫サイズよりノベルスサイズ、欲を言えばソフトカバーで欲しかったので。
内容には大満足ですので、ぜひ読んで下さい。
ミステリー好きとそうでない人に…。