MG 1/100 MSN-06S シナンジュVer.Ka (機動戦士ガンダムUC)
キットそのものは造形、可動とも非常に良く出来ていると思います。エングレービング部分もマスキングさえ丁寧に出来ればほぼ問題はないかと思います。但し(説明書にも但し書きがある通り)ABS樹脂パーツは(私は塗装しましたが)塗装による破損のリスクが高くなります。これはABS樹脂パーツならどの部分にも当てはまるので、塗装される方は接合部分の調整(穴を広げる、はめ込みに余裕を持たせる)を十二分に確認しながらの作成をお勧めします。ちなみに武器保持は塗膜の厚みによるせいか今のところほぼ問題なしです。
HGUC 1/144 MSN-04 サザビー メタリックコーティングバージョン (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
HCM-ProやMGに比べるとややスマートなイメージですが、それでもHGUCシリーズの中では重厚な体型を誇り、圧倒的な存在感を感じさせてくれます。
メタリックコーティングということで、素組だけでも十分と思える質感を放っています。
ただ、それだけに残念なのが、ランナーからの切断面・・・。
特に頭部アンテナと鍔、そして胸部中央の切断面などは、見れば見るほど気になってしまいます。
他の方も書かれていたように、隠そうとして下手にマーカーを塗ると、かえってコーティングが剥げて切ない傷跡を広げる羽目となります(僕もやってしまいました)。
このポイントさえうまく処理できる技術があるなら、より自信を持って作成していいと思います。
僕には無理でしたが・・・。
こうした細かい部分を通常Ver.よりも意識せざるを得ないという点では、スペシャルペインテッドVer.は総じて上級者向けの仕様といえるでしょう。
MG 1/100 MSN-04 サザビー メタリックコーティングバージョン (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
プラモデル初心者です。つい最近「ニッパー」というものを知ったくらい、素人です。
そんな素人が色とハデハデしさと、なんか格好よくね?ってことで作りました。
部品を取り外して説明書どおりに組み合わせていくだけなので、まあ12時間近くかかりましたけど理解力と読解力が普通にあればサクサク作れますよ。
ただ、シールが…!!
水に溶かして滑らせて貼るタイプだったのですが、ネオジオン軍マーク破損するわモノアイシールどっかやるわで、シールだけは貼りづらかったです。素人泣かせ。
細かいことはわかりません。どのシリーズの誰がどう乗っていた機体なのかさえ、知りませんでした。
でも作るのはとても楽しかったですよ。途中自分との戦いみたいになりましたけどね。
存在感はすさまじいです!玄関に飾ってありますが、新聞の集金で超興奮されました。
メタリックコーティングが良いのですかね。
格好よければなんでもいいです、って人にはオススメですよ〜
カンペキ塗装ガイド ぷはプラモのプ (Dセレクション)
初心者には、塗装についての内容が非常に充実しています。
ただし、「ガンプラ」のみです。
確かに、ドライブラシやウォッシング、特殊なカラー(マジョーラ)の使い方などはいい勉強になりますが、ガンプラメインの説明なのでミリタリー中心の人などには向きません。
ガンプラを作らないプラモデル初心者には、「塗装の基本」を学べる物だと思います。
塗装については、個人それぞれの感性もあるので、載っていなくても基本さえ知っていれば、後は個人の感性と失敗の繰り返しで自分らしさが出ますが・・・。
プラモデルを初めて、塗装の基本を知りたい方には最高の本です。
それ以降の応用は、個人次第ですね。
ガンプラを作る人には、☆5つでしょうね。