このアンソロは春よりも良かった気がします。
ただやはり他のアンソロジーものを買っているかた(私を含む)には
あまり新鮮味はありません。
ただ今回、金久保・五話、宮地・五話、木ノ瀬・四話と物語が続けて収録になっているので
初め、「なんで金久保君ばっかりのはなしなの!!!」
とややびっくり・・・
ちなみにこの本では、あまり金久保君は“黒い“感じはないです(^_^;)
宮地君はやっぱりツンデレの甘党で、木ノ瀬君は相変らずの直球キャラです。
夏組らしく、爽やかで、三バカとの絡むお話もあり面白くもあり、
ラブ度が高めのもあり・・・内容は詰まっていると思います。
スタスカのアンソロジーを初めて手に取られる方にはお勧めです。
10年前ガチ通しで視聴した作品です。
他のアルター使いが具現化を召還して戦うペルソナ型(いわゆるポケモントレーナー型)
なのに対し。
主人公のカズマのアルターは自ら傷ついて戦う融合装着型であるため己の潜在的な力を
最大限まで発揮出来るのです。
見た当時はこいつ野蛮だなぁ、痛そうだなぁと思ってたんですけど
その当時からやっぱりこの主人公のそんな姿勢、思想、傷つき戦う漢らしさに
何か共感があったんあだなぁとつくづく感じてました。
今は100%カズマに共感してます。
この作品はアニメでありながら、脚本さんが好きなせいか
たくさんのスピリチュアルメッセージが詰め込まれた作品なのです。
アニメ好きだけじゃなく精神世界の分野を良く知っている方なら
よりたやすくこの作品の言葉やメッセージに気づくと思います。
カズマの熱いメッセージ、覚醒した人類アルター使いの人間、それら全部に気づくことがあります。
そして数々の難敵や巨大組織との戦い、ライバルとの熱い魂のぶつかりあいです。
←多くの少年漫画が魂を解放せよ、熱く自由になれこの狂った社会に囚われず自分たちで生きろ、
死などないんだお前は魂だ、インテリに汚された世界を塗り替えろ、
周りはお前を惑わす幻想だらけだ(特にスクライド)、と伝えてるのにそんなヒーローが現れないのは
社会性の縛りのせいです。時にはそこから脱出する勇気を見せて、食うモンがなくなったら道の草でも食って生きれば良い。
生きれるじゃないか。そんなテーマに自分は憧れる方です。
現状の今の世界がそんな感じですからね。
一般的に「頭が良い」といわれている社会の上位といわれている悪い連中が良い人から富を奪い取って。
成り立ってる社会です。
お前の価値を決めるのはお前だけだ、誰かに使われるな、誰にも従属するな、誰の判断にも乗るな、それは恥ずかしいことなんかじゃない。
お前こそが神話だ、お前が光だ、そんなテーマを伝えたい作品なのだろうと思います。
そんなテーマに憧れる方です。自分の人生は誰にも認められない人生でしたから。中2病といってしまえばそれまでですが。
漫画やアニメというメディアは汚されておらず、真実を伝えられる分野です。
普段アニメを見ない皆さんにもぜひこのアニメ(TV版DVDBOXシリーズ)を見て欲しいと思ってます。
主人公らしいけど主人公っぽくない、馬鹿で算数もできない永遠の2歳児、ですがそれでいいんです。
下手すればライバルの方が主人公、ですがそいつは社会に従わない人々を手当たり次第に
捕らえているいわば主人公にとっては“敵”です。
カズマの社会の何者にも囚われず生きているのだから。
そんなヤツのアウトローな部分の共感性を当時から分かっていたのかもしれません…
生きるなら私もカズマのような生き方が憧れです。
地球少女アルジュナと同じ、真実を伝えるたくさんのメッセージ性に溢れた作品なんです。
皆さんも見てみてこのカズマの言葉と姿勢から“何か”に気づいて下さい。
キャストもいいし、衣擦れの音や三味線の音など雰囲気は出てていい仕上がりなんですが、いかんせん話がシリーズの導入部分で終わってて物足りなさが残ります。続編希望!
ジローの目覚めで、絵柄の使い回しがあったのが残念でした( '△`)
でも、内容はとても面白かったです!(岳人と宍戸が沢山出てきてv)
ちょっと気になる点があったので言います。 過去と未来のメッセージ…あれは切原一年生ですよね? 今回のアノトキノボクラも一年生なのですが、顔つきがかなり大人っぽい。
強いて言うならば、アニメ版テニスの王子様より顔つきが大人っぽいです。(跡部もね)
九州二翼では、まず、金ちゃん髪短くて可愛い! 比嘉の二人も黒髪!!
これには驚かされましたが、肝心な千歳と橘のダブルスがありきたりすぎてあまり印象に残ってません。
ラストのオチは上手かったです。
たくさんのアニメを見てきましたが、繰り返し見たくなる作品です。放送当時は小学生の低学年くらいだったのですが、テレビの前に座り、毎週楽しみにしていたことを覚えています。大人となった今でも、十分に楽しめました。むしろ更にハマりました。
私が男だからでしょうか、カズマという人物の生き方、気持ちの強さには自分もこうありたいと思わせるものを感じます。
最終話は他にないくらい心が熱くなる。一話すべてをこのように使うのか!と制作に関わった人々のスクライドへの思いの強さが感じられます。
評価はもちろん☆5、買って文句なしです。
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