とても面白かったです。リアリティありましたし、予想外にほしのあきの演技はなかなかでした。しかし、やはり横山めぐみと国分佐智子の迫力の演技は凄かったです。正直、コメディチックな作品なのかと思っていたのですが、かなりシビアな作品で、自分的には大満足でした。
妊娠中はホルモン・バランスの崩れも相まって、不安が一杯。でも、豊胸手術を受けたから授乳できるかどうか心配だとか、どれが陣痛か分からなくて何度も病院に駆け込んで怒られたり、というエピソードを読んだら、少しは不安が和らぐのではないでしょうか(私は和らいだ)。 勿論、純粋にエンターテイメントとしても楽しめますよ。
自分が余命二ヶ月と宣告されたら何をしたいか?実際はごく個人的なことが多いのかもしれない。 ペドロ・アルモドバル制作総指揮映画「死ぬまでにしたい10のこと」は余命二ヶ月と宣告された若い女性が死ぬまでにしたい10のことを夜更けのカフェテリアでピンク色のノートに書き綴っていく。この映画を観て死ぬまでにしたい10のことは残された時間を生き生きと生きるために必要であり結果としてその時間を輝かせた内容で自分はどうか、と考えたくなった。映画は叙情豊かなシーンもあり本当に良かった。 本書は映画の内容ではなく10人の日本の女性、作家さんや漫画家さんなどの職の人たちの死ぬまでにしたい10のことが個人的にざっくばらんに書かれている。家族とのこと、未練があること、気になることを整理したり、思いきったことをすることを考えてみたりとそれらは、その人なりの人生観も現れているようで楽しく興味深い。さて私はどうだろうか?生は限られている。もっと素直で正直な気持ちを持って考えてみたい。
重い雰囲気の本を続けて読んだあと、楽ちんに読めて(いい意味で) 読後さっぱりした気分で現実世界に戻れる本ないかなー、となんとなく 手に取りました。このときの自分のニーズにぴったりだったとうのもあってとても楽しめました。読んでるうちに私自身と性格が似てそうな気がして親近感を持ちました☆
室井 佑月さん、女性誌に書いていた「掌編」が面白く、読んでみたいなと、気になってはいた。何を読んだらいいのか分からなくて、アマゾンのレビューも読んでみたりしたけど、手が出ずに、読んでいなかった。偶々入った本屋さんで見つけて、この「ドラゴンフライ」を買い、面白かったので「ああ〜ん、あんあん」と「血の花」も読んだ。最初に読んだからなのか、初期の作品だからなのかは分からないけど、この本なら、人に勧められる。ただ単に、私の好みと言うだけかも知れないけど。
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