うん、良かった。
個人的には、『CREATURES』よりも断然好みでした。
『CREATURES』のような、多少捻り過ぎた感のある音楽とはうって変わって、今回はわりかしストレートな曲が多いように感じました。それでいて、最近のストレイテナーの特徴である精緻な作りこみも見えて、そうですね、まさしく「今のストレイテナーが原点に帰ってみた」感じのアルバムになっていると思います。
(的外れだったなら申し訳ないですが)今のストレイテナーが『Dear Deadman』を作ったら、こうなるかな、というのが、僕のうけた素直な印象でした。
不満があるとすれば、もう少し泣きメロ系の曲を入れてくれた方が、アルバムのバランスが整ったのではないかということと、最後の『VANISH』が余計だったかな、ということくらいですね。
特に後者は、アルバム内にてシングルの時とはまた違った、終盤の感動を誘う役割を獲得した『羊の群れ〜』の余韻を、『VANISH』が損なっているように感じました。この曲のアレンジ自体は嫌いではないのですが……。
ともあれ、総合的には、かなり良いアルバムだったと思います。格好良すぎる曲も多いし、ロック好きなら買いかもです。
他の方のレビューでも書いてありますが、はっきり言ってグロいです。
18禁です。R指定です。小説読んで初めて吐きそうになりました。
耐えられなくて目を伏せてしまい、結局その部分は読み飛ばしてしまいました。
改めて読もうとも思いません。今迄の戦闘シーンでのグロいと思われる描写は序の口です。たいしたことないです。
スニーカー文庫版の時は読めてた様な気がしたのですが、今回はダメでした・・・。思い出すのもつらい(笑)
ただ、この最悪の残酷描写は全体からすると少しです、あとは今迄通りの普通の脳漿飛び散る戦闘シーンです。
このシーンに入ると多分わかると思うので、読まない様にすることもできるので安心して読んで下さい。
肝心の内容ですが、いつもどおり面白いと思います。
スニーカー文庫から読んでる人には、今回、アナピヤがどうなるのかが一番の問題だと思いますが、
自分も前回の結果をしっているので今回は、今回こそは・・・と読みました。
まるで神の視点。平行世界?箱庭世界?の様でした。結果は読んでのお楽しみということで。
(楽しめるかどうかわかりません、うつになるかも)
今回はちゃんと完結し、次の話への流れもあるので、次回作は外伝ではなくこのまま本編を続けて欲しいのを希望!
自閉症の子とのコミュニケーションに悩んだ時、たまたま手にして読んだ本。
自分が現実として生きている世界は、自分が視覚的にとらえたものを頭の中で組み立て、認識し創造した世界であるといってもいい。個人個人、そのとらえ方に差異があってもおかしくないと思う。ドナの物語は、自閉症の方の価値観、もののとらえ方、自分の位置づけなど、「一般人」と称される人から見れば、特異な印象を受けるかもしれない。だが、私にとっては、一人の人間として、同じ生命体として「人」を理解することの大切さを教えてくれた本だった。単に自閉症を知るだけでなく、一人の人間として、自分とどう向き合って生きていくか、そんな問いを私に投げかけてきた。自閉症の子とかかわりのある方は、世界観を知る上では大きく役立つだろうし、そうでない方にもお勧めしたい。
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