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間違えられた男。 多忙を極める広告マン、ロジャー・ソーントンがホテルから拉致された。 ジョージ・カプラン、その男とどうやら間違えられたらしい。誤解だ、といくら説得を試みたところで相手は取りあう気配を見せない。その挙句、酩酊状態にさせられて、危うく殺されかける。謎を解く鍵となりそうな男と接触を試みるも、その男はロジャーの目の前で謀殺されて、その嫌疑がかかることとなる。 疑惑からの逃避行、そして真相究明のため、ロジャーはひたすら西を目指す。 かぶせる、かぶせる、かぶせる。 じらす、じらす、じらす。 来るか、来ないか、来るか、来ないか……やっぱり来た。 お笑い用語でいうところの「天丼」を凝り固めたような運び。 ハード・ボイルドなキャストの面構え、素材感は大したことないのにとにかくやたらかっこいいファッション、スリルとサスペンスに溢れたシリアス展開、アクションあり、爆発あり、それなのになぜか同時にユーモラス。 映像特典もやたらと充実。 ラシュモア山での格闘シーンをまずひらめいて、そこから逆算的に捻り出された、なんて製作の裏話が続出するメイキングはそれだけでも楽しいし、ヒッチコック御大自ら出演する、ネタバレしまくりじゃねえか、な劇場版予告編なども収録。 画像合成の精度なんて現代とは比ぶべくもないし、一連の展開をスピード感に欠けるだけ、と切り捨てる人もあるいはいるのかもしれない。 実際、ストーリーを不足なく伝えるだけなら、この半分に編集しても何とかなるのだろう。しかし、そのかぶせ倒す構造ゆえにこそ興奮が生まれる。 物語がどうのこうの以前に感情がひたすら触発される、半世紀前の「天丼」映画。
ヒッチコック映画に関して日本で作られた書物で、いまだにこの本をしのぐ本はないと言っていいだろう。監督第1作の1925年の作品「快楽の園」から1976年の最後の作品「ファミリー・プロット」までの全作品が網羅され、冒頭の筈見有弘氏筆の「ヒッチコックの歴史」の欄外では企画のみに終わった作品も簡単に紹介される。26年の「下宿人」以降の各サスペンス作品は文章(ストーリーの紹介が多いが)とスチル写真で最低3頁は解説され、「サイコ」にいたっては14頁に及ぶ。ヒッチコックは自作に必ず1回登場するが、各作品の該当場面もスチル写真つきで紹介される。ヒッチコック・パターン一覧、ヒッチ・アラカルトとして「列車」「メガネ」等のアイテム、ヒッチコック劇場等も説明される。ヒッチコック評唱として海野弘、和田誠等、私のヒッチコックとして植草甚一、淀川長治、双葉十三郎、渡辺祥子、大林宣彦各氏がヒッチコックおよびその映画を語る。ヒッチコック関係文献、ヒッチは語る出典一覧、巻末のスタッフ別人名索引も充実している。とにかくほとんどの頁の余白がないほどに情報満載。パラパラ漫画風にサイコの有名なシャワー場面のシークエンスが283頁から373頁の各奇数頁(左側の頁)の左下スミに掲載されているのは、DVDでコマ送りできる今では無用かもしれないが、私が本書を初めて手に取った1980年には面白いと思ったものだ。映画の神様の1人ヒッチコック作品を鑑賞する楽しみを何倍にも増やしてくれること間違いなしのお薦めの本です。
留学先の大学の先生に「ヒッチコックを知るうえで、絶対読まなければならない本がある。」と言われ手に入れました。ヒッチコックに関する本は多くありますが、彼の一番の理解者でもあるTruffautだけが、ヒッチコックの本音に近づくことができたのではないでしょうか?この本を読まずして、ヒッチコックを語ることなかれ。
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