全体としては、いいんですが原作を読んでいると楽しみが半減した気がします。この巻では、 1、彰子と昌浩が一緒に寝て、吉昌大騒ぎ 2、役人との会話 3、天一、朱雀、彰子が敏次の来訪で一大事 が楽しみ(1、2は少し)だったのになくて悲しかったです。ちょっとしたところにおもしろ味のある原作なだけに内容が薄くも感じました。前回と同じような終わり方のような気もします。 昌浩が赤ちゃんの時の回想シーンがあったのは嬉しかったです。
原作は読んだことがありません。最初からDVDで入りました。昌浩ともっくんの出会いや、その後の掛け合い漫才、・・・最後の最後まで、飽きずに見通しました。 豪華盤を一気に今頃セット購入したので、おまけもあるみたいですが、本編だけで十分に楽しめました。 何が良かったのだろうと振り返ると、バケモノ&四足好きの私は、もっくんがツボだったのと、何より、少年昌浩の心の動きや物事に対処する生き様がストレートで、そこに共感したのだと思います。シナリオも真面目で、高感度大でした。 神さまのお尻が見えそうな衣装や座すときの足の組み方などは、ちょっとお品が・・・と思いましたが、そこはファンサービスなんでしょうね。 窮奇編よりは風音編の方がより切実で、結末に向かって物事が進んでいく感じ。 見終わってみると、思い出すのは、もっくんと昌浩の触れ合いばかり。(それだけじゃないのに)二人の付き合いはこれからも続いていくのだろうけれど、失ったものの大きさと失ったことへの痛みが残ります。印象的なセリフもいくつかありました。「おれが目指すのは誰も犠牲にしない最高の陰陽師だ!」いいけどさ〜昌浩くん。キミ自身も犠牲にしちゃあいけないんだよね〜。 だけど、自分自身を犠牲にしても誰かを助けたいという昌浩くんの気持ちにやはり泣かされたのでした。 陰陽師なんて訳わからない人々を題材にしていても、主人公昌浩の、その辺を歩いている男の子たちに通じる等身大の普通っぽさ(心やさしさ、さすがにわがままな言動は無いけど)も、この話に入って行きやすい理由だったと思います。
新章! ということで気分上昇! はりきって(?)読みはじめたのですが……、 最初、「あれ?」って感じました。なんだか、いつもと文章が違うんですよね。少年陰陽師の文章じゃない。 あとがきでも結城先生が書かれていたように、「暁の誓約」原作を書いている所為(という言い方は微妙ですけど、他に思いつかないので;;)だと思うのですが、私的に物凄く違和感がありました。 結城先生は勿論大好きなのですが、 「少年陰陽師」の文章が好きなので……気にならない方はごめんなさい。これで星ひとつ減らしました。
あとはこう、ギャグのテンションが舞い戻ってきた感じでした。 掛け合いの調子も良く、久々の雑鬼達は本当に和みます^^ 敏次も登場して、彼のファンの方は嬉しいことと思いますv 白虎ファンの方も必読! (どうでもいいのですが、前振りのような形で敏次のお兄さんの話が前にでてきたので、私は勝手に新章は彼の話だと思ってました;; 見事に天狗の話でしたが)
今回は本当にプロローグという感じで、大幅な次巻への繋がりはないのかなぁという印象でした。あくまで大幅な、ですが。 少年陰陽師を読んでいない方も、この章からはじめてみてはどうでしょう? 多少混乱する部分もあると思いますが、すっきりしていて良いかもしれませんよ^^
タイアップ曲に興味を持った方にも是非オリジナル曲も聞いて欲しい。
私は鈴村さんと石田さん目当てでこのCDを購入したのですが、
本当に買ってよかったと思います♪
鈴村さんの歌は本当に『鈴らしい』パワフルでアップテンポなノリで凄くテンションがあがりますし(ファンの贔屓目ではありませんよ)
森川さん、早水さん、田中さん、甲斐田さん、小林さん、どなたをとってもキャラを崩さず、歌詞も曲調も、それに乗せる美声も素晴らしすぎます。
昌浩や彰子、神将だけでなく藤原行成役の関俊彦さんの『美し都』という曲も入ってるのですが、けして手抜きが無く、京の様子や季節の移り変わりの美しさを、表現しているすてきな歌詞に、ゆったりした曲調、さらに優しい優しい関さんの美声で、余韻が染々と心に残る、究極の癒しソングになっています(あくまでも私個人の意見ですが)
お好きな声優さんがいらっしゃったら是非!!アニメ見たことないし、原作知らないよ〜って方も楽しめる完成度の高い一枚ですよ!
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