まさにジャケット通りの「夏のアルバム」。今回もアコースティック風な曲だけでは無く、打ち込み多様。クールなハウス風の1曲目からレゲエ調の2曲目の流れが堪らない!前作『フレンチ・キス』と本作は彼女の明るい面を全面に押し出した傑作。歌詞もありがちなのでは無くて、ガーリーで少しトリッキーだったり。aikoとか好きならこの時期の加藤いづみも絶対イケルだろうな。「カンパリソーダと7号線」は上馬あたりのイメージがあるんだがどうなんだろうか。
いきものがかりにとって初のアルバムであるため、デビュー曲「SAKURA」から最新シングル「うるわしきひと/青春のとびら」までリリースされた全シングルを含め、ライブでも人気のある「KIRA★KIRA★トレイン」やメンバー全員で歌う「夏・コイ」なども入っていて聴いていて全然あきません!
「SAKURA」で始まり、「SAKURA」のアコースティックバージョンで終わるという季節が一巡するような形のアルバムです。
個人的には「君と歩いた季節」と「うるわしきひと」が好きです。
買って損しません!
時は18世紀末。ルイ15世は戦争の真っ最中であった。ところが長期戦のため、王は戦争
勃発原因も、どの国が敵なのかも忘れているという、マヌケなありさま。しかも、士気を高
めるはずの軍楽隊が、哀れっぽい下手クソな演奏でサイテー。
そんな軍隊に、甘いマスクの色男「ファンファン(ヴァンサン)」が入隊した。
自称占い師「アドリーヌ(ペネロペ)」の言葉を信じてしまったからだ。
「あなたは軍隊に入り、手柄をたて、将軍に。やがて王族の姫と恋に落ち、結婚する」
占い通り、ひょんな偶然からポンパドゥール夫人とその娘を救い出したファンファン。
褒美にチューリップのブローチをいただき、「ファンファン・ラ・チューリップ」と名
乗り、完全に姫の婚約者気分。そんなファンファンに魅かれているアドリーヌはやきもき。
やがて、ルイ15世の周囲にスパイの危険な陰謀が。知らぬ間にファンファンとアドリーヌ
はその陰謀に巻き込まれていく。
並ならぬフェンシング・シーン、アクションが満載ですが、ヴァンサンがスタントマンを
使ったのは唯一、崖から落下するシーンのみ。撮影前に役作りのため、サーカスの曲芸その
他をマスターしたといいます。ペネロペの美しさは言うまでもありません。また、脇役陣の
魅力溢れる姿、ユーモアあふれる台詞が何ともいえません。
映像特典も充実:メイキング(47分)、ペネロペ&ヴァンサン・インタビュー(11分)
音楽メイキング(27分)、NG集(4分)、予告編集
何度でも見たくなる、気が沈んだ時にちょっと明るくなれる映画です。
フランス語の勉強にも良いかもしれません。
昭和30年代後半のヒット曲を収録したマキシ・アルバムです。
橋幸夫、吉永小百合の「いつでも夢を」、清純な歌声が懐かしい吉永小百合の「寒い朝」、デュエットがブームだった頃の吉永小百合と三田明の「明日は咲こう花咲こう」「勇気あるもの」と当時ヒットした曲が収録されており、様々な思い出がよぎってきます。まさしく「歌は世に連れ、世は歌に連れ」という言葉の意味を表わしていた時代のヒット曲です。青春歌謡というイメージをもったこれらの曲は、それ以来ほとんど聴くことがなかったのですが、このCDに収録してもらったお蔭で旧友と再会を果たしたような気分になりました。
昭和37年の大ヒット曲で橋幸夫,吉永小百合のコンビで歌われた「いつでも夢を」が特に懐かしいです。この年の暮に日本レコード大賞を受賞したわけですが、当時橋幸夫が19歳、吉永小百合が17歳でした。すでに二人とも大スターで、映画やテレビで大活躍していましたが、今から思えばまだ10代のスターだったというのは脅威です。伴奏も単純で、メロディーもハーモニーもシンプルですが、その歌心はストレートに伝わってきます。その若々しい二人の歌声と佐伯孝夫作詞、吉田正作曲の名コンビ生んだこの曲は、これからもずっと思い出の曲として歌い継がれるように思います。
今のように、大量の音楽が使い捨てのように聴かれるのではなく、ドーナツ盤を大切に何回も何回も磨り減るほど聴いたものですから、大抵の曲は歌詞を見なくても歌える愛唱歌といえましょう。皆が口ずさめるような、その時代を象徴するような曲を共有できたというのは幸せだったのでしょう。
イメージソングと銘打っているだけあり、キャラクターの性格・状況を上手く表現していると思います。
どの曲も歌詞だけでなく曲調もキャラクターに合っていると思いますが、
特に合っているなあと思ったのは「ハッチ」「ハルウララ〜♪」
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