内容が難解かは個人の価値観によるし、分からない言葉を辞書で引くことが嫌いな人と好きな人がいる。
しかしまず人形を描くということに関して、本作では
日本の最高峰のアニメーターの力が存分なく発揮されている。
つまり犬や人間と、サイボークや人形の動きの差が
両者の間の交わることのない「不気味さ」として体感できる。
DVDからBDになって驚くのは、画面のあらゆる部分が鮮明すぎるほどに描き分けられているのが分かる、ということだ。
背景の配線、座椅子のラバーの質感、光りやガスの処理、これらはBDでなければつぶれてしまっていた。
音響は5.1chホームシアター環境がないと損をするほど素晴らしい。
ガンの音、ガラスの割れる音から、蛍光管の揺らめき、鼻血のちょうちんが割れる音まで
こだわりぬいている。
ヤクザ事務所でのマシンガンの発砲と薬莢が散らばるシーンでは目の前で薬莢がはねているような、
戦艦からの砲撃シーンでは弾が横をすり抜けて飛んでいくような、「異様な体験」が出来る。
意味が分からないものは読まないし、聞かないし、気がつかない、
そのような人の防衛本能的な趣向については、バトーとキムの会話でも自省的に触れられている。
本作においてアニメーションは手段であって、それ自体が娯楽なのではない。
人は眼に映るものすべてを解釈しなくては、本来は盲目でしかないのだ。
つまらないシーンがなぜ存在しているのか、眠くなるフレーズがなぜ挿入されているのか、
これはあらゆる音楽・映画・絵画にまつわる問題だ。
再結成したと聞いてあまりに嬉しく一枚目のCDを聴きました。十代の頃よく聴いてたのでとても懐かしく感じます。BOφWYとGLAYと氣志團好きだけど吉川さんの渋いボ-カルと布袋さんのク-ルなギタ-がたまらないです。特に良いのがBE MY BABYと恋をとめないでと二人のAnother Twilghtがオススメです。
ブルーマンショーを観に行く前に予習用に聞きました。ショーを観たあとの復習(思い出す)用に今でも聞いてます。
おそらく今迄で聴いた回数が一番多いCDです。
発売から半年程は寝ても覚めてもこのCDばかり聴いてました。
CDラジカセの前で吉川ばりにアクション付きで歌ってました。
ギターもほぼ全曲コピーしてました。
吉川のロックスター然としたステージング。
布袋のカミソリのようなカッティングにBOφWY時代を凌ぐソロ。
素晴らしすぎます。
最高のロックボーカリストとBOφWYの天才ギタリストによる奇跡的なユニット。
二人ともこの時期がピークだったと思います。
リアルタイムで体験できて幸せでした。
収録曲が豪華で、どの曲も素晴らしいのは解るのだが、私個人の感想かもしれないが、サイズがカットしてあるものが含まれているのが残念。 せっかく記念にやるなら、あと500円くらい値上げしてもいいので全曲full.verにしてもらいたかった。
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