超短足コメディアンのロブ・シュナイダーの、初主演作で、脚本も彼が担当。
熱帯魚の水槽の清掃人役の、彼が、超リッチなジゴロの旅行中に、その豪邸の水槽の管理をたのまれるが、水槽を壊してしまい、修理代をかせぐために急遽・男娼に。
だが、来る客来る客、みんな変な女ばかりという話。というか、男のキャラも変なヤツばかり出てくる。
とにかく、映画の冒頭から結末まで、下ネタかウンコばっかりの、下品なネタが延々と続き、笑いが止まらない。最高の馬鹿映画です。
アダム・サンドラーと、ドリュー・バリモアの、「ウエディング・シンガー」以来の共演作は、“恋”をする事のときめきと、“愛”を成就させる事の真摯さにおいて、観る者すべてを幸せにさせてくれる、ハート・ウォーミングな傑作だ。無論、おバカで、お下劣なコメディとしても、十分に楽しめる。D・バリモア扮するルーシーの父と弟が、彼女を想って、毎日芝居を打ち続けるのは涙ものだが、繰り返し、「シックス・センス」を見せられるのは、さぞ、拷問の日々であっただろうと同情する(笑)。A・サンドラーって、あの独特のアクの強さから、好きにはなれなかったのだが、ヘンリー役は、それをカバーして余りある好漢ぶり。大いに笑わされながらも、本当に、愚直なまでに、人を愛し続けたその一途さにおいて、ルーシーの夢に具象化される事に、映画的リアリティを持たせている。ラスト、“いつものように”、船上で目覚め、“いつものように”、自らの過去に幾多の感情を抱いた後、アラスカの澄み切った青空と海、そして氷山のもと、愛する人達に囲まれて、“いつものように、新鮮に”、自らの幸せを実感するルーシーに、“OVER THE RAINBOW”がかぶさる。完璧だ。ヘンリー、カッコ良すぎるぜ!
『ウェディング・シンガー』の時も、そう思ったのだが、この二人のコンビはかなりいい。ストーリー的にも、コメディでありながら感動もしっかりとできるお得感のある作品だ。男の目線から見れば、アダム・サンドラー演じるルーシーはかなりかっこいいと思う。人をこれほどまでに愛せるのが少し羨ましく、またその気持ちを学ばなくてはならないと思いました。
この作品、脇を固める俳優が凄い。ロブ・シュナイダーやダン・エイクロイド。そして、ホビットとして立派に大役を果たし、実は本当のヒーローだったサムワイズを演じたショーン・アスティンが出演している。どの俳優達もいい味だしてます。
この作品、タレントの乙葉ちゃんが吹き替えをしていますが、何度も言っているように、タレントはタレントの仕事をしていればよいのであって、声優は声優さんに任せればいいのです。まぁ、吹き替えを全く必要しない方には、どうでもいい問題ではあるが、どうも最近タレントを使う傾向があるのでここで釘をさしておきたい。声優さんたちの仕事を取らないでもらいたい。
DVD心待ちにしています。つい先日、劇場で鑑賞しましたが素晴らしかったです。 救いのなさそうな障害に、新鮮な発想と不屈のユーモア(!)で立ち向かう彼。 泣きべそをかきながらのビーチボーイズ熱唱はこっちも泣きながら大笑いでした。 確かにそこまでしたくなりそうな、なんとも可愛らしい彼女。ドリューさすがの好演。 恋愛コメディではありますが、それだけじゃない。 彼のやった事は全部、決して不可能な事じゃないんですよね。 やろうと思えばやれる事。諦めなければ出来る事なんです。そこが凄い。 こういう風に生きて行こう、とお手本(目標)にしたくなります。 結末は嘘くさいハッピーエンドでもなく、 脳の働きなんて誰も本当に解明していないのだから、本当にあるかも、 と思わせる、現実的な希望のある素晴らしい「力技」でした。
このCDを聴いていなかったら、今頃私はフラをやっていなかったし、ただのよくいるハワイ好きの一人だったでしょう。(今もそうですが) でも、このCDを聴いたために、私はハワイにどっぷり腰までつかり、 どうやら一生ハワイに通い続けることになるような気がします。 アメリカで90年代の後半にetoysというおもちゃの会社のCMソングとして使われていたのを聴いたのが最初で、CDを聴き、すぐに手放せない1枚となりました。まったく知識のないハワイ語の歌詞を覚えるほどヘビーローテーションで聴いた、私の生涯ベスト10枚のうちの1枚です。 イズラエル・カマカイヴォオレは、ウクレレを弾きながら ハワイ語の歌を歌います。そういうアーティストは 数多くいますが、彼の弾くウクレレほど心にしみるウクレレを 私は聴いたことがありません。 すでに映画などで何度も使われているのは、名曲「Somewhere Over the Rainbow/What a Wonderful World」。 他にWhite Sandy Beach of Hawai'i、Pili Me Ka'u Manuなど 甘く美しくそしてどこか切ないメロディが続き、アルバム1枚聴き終わったあとは、心がすっかり洗われたような気持ちになることでしょう。 音楽で人を癒すことが可能だとしたら、このCDがその心を癒す1枚です。 私はこのCDすでに30枚以上、人にプレゼントしました。それほど 好きな1枚です。あなたもぜひこれでハワイにどっぷりつかってみてください。
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