げんこつ山のおしょうさんのもとに双子の狸が人間にばけてやってきた!双子の名前はトメとヨネ。天才とスポーツ万能という個性を持つ二人は地元の高校に入ることに。そこには複雑な家庭で悩む優花と転校生のタロウがいた。宇宙人との接触があって、地球には危機がせまっていることがあきらかになるのだった。 とぼけた双子とのんびりしたおしょうさん&太郎くん、気の強い優花ちゃんと、萩岩作品らしい個性のキャラクターがそろっています。双子の狸とか地球の危機とか、奇想天外な設定ですが、影のある優花ちゃんといい、いつものようにほろっとさせられます。どきどきの幕開け、第一巻です。
少女マンガ誌「りぼん」で連載されていた頃から、萩岩睦美先生のファンです。
当時は、単行本購入していなかったのですが、大人になってから再び読みたくなり
書店で探したのですがなかなか見つからず…
こちらで新品がありましたので即購入しました。
とても満足です。
銀曜日に生まれた一千人目の女であるポー。10年に一度、神にいけにえを捧げるか虹の玉を捜さないと、ポーも部族もほろびるという予言がある。ポーの友達の人間、スコットの父親がこのいけにえに使われることがきまった。近づいてくる誕生日!ポーはどうするべきなのか。 また、「マリンブルーの音」という「はとぽっぽが歌えれば」の後日談もおさめられています。 自分の運命を知ってしまったポー。もうすぐ10歳だと言うのに、その周りを思いやる気持ちは立派だと思います。優しいスコットが支えてくれるとはいえ、その運命はあまりに重いです。2巻はポーにその運命が知らされるところでほぼ終わりです。3巻からの方が動きがあります。
残念ながら私は小人を信じる心を失くしてしまいました。でも本の中でだけでも信じたい気持ちを久しぶりに取り戻させてくれた作品です。
小学校のときに「りぼん」愛読していて、ポーの「全プレ」=「全員プレゼント」(懐かしい響きだなあ!)の巾着袋を愛用してたのを思い出しました。しかし、肝心のストーリーはぜーんぜん覚えてないんですね。10歳児には難しすぎたのかもしれませんね。
それはまさにおとぎばなし、愛を持つ力、信じる心を拠り所に正しく生きる勇気を描いています。そこに、ヨーロッパの街への憧れや美しいものを守りたいあたたかい気持ちが加わり、忘れられない作品になっています。
最初に読んだときはストーリーを拾うのに夢中で飛ばし読み気味でしたが、落ち着いて見返すとポーとリルの可愛さにはひっくり返りますよ。子供や小動物を描かせたら天才的なんじゃないでしょうか、、、絵やコマ割が雑然として分かりにくい部分が若干ありますが、全体的な可愛さで相殺、5点献上します。
長い時間をかけ、心をこめて描きあげました! お子様方はもちろんのこと、大人の方にもぜひ手に取っていただきたい作品です。
よろしかったら、こちらのメイキングもご覧になって下さいね。
http://hagiiwamutsumi.jimdo.com/maria-von-trapp/
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