第1話は一応超能力を駆使して問題を解決しているのですが
2話以降はダラダラとプリコロと同じく当てずっぽうの推理が
偶然当たって事件解決というパターンを踏襲しています。
女性に振られて落ち込むオチまで同じです。
本が薄いのは元々ネットで掲載されていた作品を単行本化した
せいかと思われます。人気があればもう少し厚い本になったかも
しれません。この本に足りないのは主人公の個性ですが、元々が
パタリロ内のサブキャラクターなので、主役を食う程の個性が無い
のはいた仕方がないかと思います。気を張らずにサラリと描いた
作品というのが私の印象です。
非難するほどつまらない訳でも無いので私は星3つ差し上げますが
それは私がパタリロの一巻からこの作者の作品を読みつづけており
横須賀ロビンという猫中心の作品も好きだからであって、パタリロ
家政婦あたりから読み始めた人には何のノスタルジーも無いと
思います。
他のレビュアーの意見と違いますが、私は昔のキャラクターを掘り
起こして描いてくれる事は肯定的に評価します。魔夜先生、今度は
是非、プラズマXで描いて下さい。
一国の王子が探偵ごっこ・・・ マンガらしい設定。 奇怪な事件がコロコロ舞い込み、 “当てずっぽ”な推理がコロコロあたる。 推理マンガっぽいが本当の推理はなく、 そこは少し物足りなさが残るが、 キャラがかわいいのでついつい読んでしまう。。 愛される作品です。
パタリロがDVDになるなんて。感激です。熱狂的なファンの多いこの作品は、いまだに連載中の作品。リアルタイムで見ていた人にとって、涙ものです。コレクションの価値ありですね!
最近のパタリロ(本編)は絵に色気もなく、 何番煎じかのことごとく印象に残らないストーリーばかりですが、 とにかくパタリロが大好きなので、こちらも購入しました。 あまり期待しないで読み始めたのですが、 今までとは違った展開が待ってました。 数日か数週間かの記憶を失っているパタリロ、 次々に起こる訝しい現象、 突然現れたエトランジュはパタリロに赤ちゃんを託すけど、 その赤ちゃんはバンコランにそっくり…という驚愕の事実。 そうして失っていた記憶を思い出すパタリロ…という具合。 最後まで先の展開を予想出来ないままわくわくしながら読めました。 惜しむらくは、ラストは相変わらずの魔夜節炸裂で、 突然ものごとが解決して終了します。 しかしこれは魔夜漫画に馴れている人ならお約束なので問題ナシかな。 宇宙レベルで大変な事態の方も出来れば読みたいです。
「お薦め」ポイントは (1)多分「パタリロ!」のCD音源はこれだけ (2)OP・EDは勿論、BGMも聞き覚えのある代表曲ばかりでアニメが見たくなる (3)短いけど、各曲や元のレコードの解説入り (4)アニメスタッフ&各話タイトルリスト付き 逆に「これが惜しい」ポイントは (1)もう少しライナーにボリューム&画像が欲しい (値段的に仕方がない?) (2)同じ曲のTV・アルバムサイズ両方を収録するより 他の曲(個人的には魔夜先生歌唱の「Run away 美少年達!」)を 入れて欲しかったという意見が出るかも… しかし、選曲がいいので基本アイテムとしてお薦めします。 クックロビン音頭は今聞いても名曲ですしね♪
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