バトラーズをプレイして初めて声優に興味を持ったため、キャラクターCDなるものを買うのはほぼ初めてに近いです。
歌にドラマにボイス集とバラエティに富んでいて、どれも良かったです。
とくにドラマは杉浦くんとクリスのかけあいに、おもわず笑ってしまいました。
そして、なんといってもCDを開いたときに杉浦くんのヌード絵が!!
ドキリとします(笑)
ゲームが終わってさみしい気持ちを埋めてくれましたv
個人的には「女が男を歌うとき」の方が好きです。 このアルバムは個性の強いヴォーカルの人が多いので、 好みが別れると思いますね。
徳永英明、槇原敬之、平井堅、スターダストレビュー、布施明はアレンジもいいし自分のものにしてる感じ。 ただ、松崎しげるの「何度でも」は期待外れ。 オリジナルのドリカムが素晴らしいだけに、どうしても比べてしまう。
でもなかなかおもしろい企画だと思います。
仏語圏で最も読まれている村上春樹の著作。
この本は、仏語で読んでも日本語版の雰囲気を残しながら上手く仏語に翻訳されている。例えば、森鴎外の「舞姫」のような作品を仏語に翻訳したら、原文の美しさが損なわれてしまうと思うが、この本を読んでいる最中、違和感がほとんど感じられなかった。翻訳者の力に拠るところもあるとは思うが、外国語に訳されても、その世界観が失われないように村上春樹が意識していたのではないかと思う。(彼は、以前なにかの本で、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」のような本を書きたい、との旨を述べていたが、その実験作が海辺のカフカなのではないだろうか。)
この本を読んだことがある人ならばご存知かと思うが、作中、とにかく西洋の文学のネタがちりばめられている。オイディプス王、ハムレット、ドストエフスキーetc。そのせいか、この本の作家が日本人であることを忘れてしまうほどである。
私は、春樹の作品では「ノルウェイの森」と「風の歌を聴け」が好きなのだが、 仏語で「海辺のカフカ」を読んでみて、この作品が好きになった。日本語で読むよりも、むしろ英語や仏語で読んだほうが魅力の伝わってくる作品なのかもしれない。
村上春樹の作品は、平易な日本語で書かれているため、この訳書もそれを踏襲しており、非常に読み易い。レベル的には、カミュの「異邦人」を読めるレベルがあれば、問題ないかと思う。お勧めの作品。
蛇足:日本で人気のある「ノルウェイの森」、「風の歌を聴け」、 「ダンスダンスダンス」といった初期作は、仏語圏では、あまり人気がない。本屋に行っても置いていないくらいなので。日本の学生生活や恋愛観に対して知識がないため、共感を得ることができないためでしょう。
このアルバムを貫いているテーマは「魂の遍歴」と言ったところか。 誰もが持っている自分は何者?といった感覚、そして異邦人として異国をさすらい、 そしてたどり着いたのは何処? 大ヒット作の「異邦人」ですらこのアルバムでは物語の一部にすぎないようだ。 「帰郷」で歌われているように「大人の目」をして帰ってこれるのか? 「ナルシス」のような廊下の暗がりは私の記憶にもあったかもしれない、そう今はもう お前よりずっと年上なのだ。 「星空の少年」なんと美しい曲であることか。 どの曲も自分を幻想の旅にいざない、何度聴いても鳥肌が立つような曲ばかりである。 こーゆーのを「アルバム」と言うんですね。 単に1発屋のまぐれ当たり、と思い込んでいるアナタ!ちゃんと聴いてみてから評価するよーに!!
公訴事実にはない「母の死に際して涙を流さなかったこと」が決めてとなって死刑判決をくらう主人公。
「空気が読めない」ことが非難される昨今、非難される側からすると共感できる作品だと思います。
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