ミシェル・コロムビエはマイルスのアレンジャーとしても活躍していた人。顔ぶれが確かにすごい。特に「Bird song」が素晴らしい。ストリングスの使い方はクラウス・オガーマン以上かも。この曲で聞かせるマイケル・ブレッカーの滴るような音色のプレイ、行間を埋め尽くすジャコのもの悲しげなフレットレス。淡々と絡んでくるカールトンのオブリガード。名曲&名演そろいだがこれ1曲だけでも買う価値は間違いなくある。
エディ マーフィーが人気者だった頃の作品です。 エディ マーフィー作品のスコアと言えば、「ビバリーヒルズ コップ(1)(2)」の ハロルド フォルターマイヤーや、「48時間」シリーズのジェームス ホーナーなどがいますが、「48時間」のサントラは発売されてますが 「ビバリーヒルズ コップ」のスコアは発売されているのでしょうか? 残念ながら私は確認 出来ていません。で その次辺りに来るのがミッシェル コロンビエの「ゴールデンチャイルド」ではないかと個人的には思っています。不勉強で申し訳ないのですが、私は今まで ミッシェル コロンビエのCDを聴いた事が有りません。 それで今までの物が どのようであったのか分からないのですが、「ゴールデンチャイルド」は映画本編を観た時と同様 エディ マーフィー独特のノリとも合っていて、シンセ+ブラスとストリングスを使って 軽い感じで 楽しい仕上がりです。 ただ細かい曲が多いのが少々 残念では有りましす。 リジェクテッド盤のジョン バリーの方ですが、バリー後期の「007」の様な やや重めのシンフォニック サウンドです。 私としては それほど悪くは無いのですが、エディ マーフィー的では無いと判断されたのか お蔵入りです。 歌物は懐かしいですが、私には不要なので コレに星1つマイナスです。
若くして他界した伝説のベーシスト、ジャコ・パスの生涯を描いているかのようなド派手な2枚組。壮絶であるが繊細で、まさにジャズ・フュージョンの化身といったところか。ジャコの作品はただ単に超絶ベーステクが聴けるというわけではなく、ジャズとして完璧な完成度を誇っているため、ベースに興味がない、ジャズフリークにとっても推奨できますね。とはいってもやはり彼のプレイはすごい、この2枚で確認できます。ベースといういわばリズム担当の楽器であるにもかかわらず、すさまじいソロを展開!!!!!! とにかく買ってよ!!!!
トロンボーンの巨匠ミシェル・ベッケと彼の弟子たちによるトロンボーンアンサンブル。8本のトロンボーンでオクトボーンというあたりが洒落てます(曲によりチューバ、打楽器が加わります)。曲のほとんどはベッケがリード奏者を務めています。美しく甘い音色に、繊細なピアニッシモ。果たしてベッケ以外にこの音を出せる人がいるのでしょうか?彼の弟子たちにも注目です。全員がフランスの主力オーケストラに所属しており、第一線で活躍しています。高い個人技に加え、師弟関係から得られたハイレベルなアンサンブルが楽しめます。この一枚は、ミシェル・ベッケがフランストロンボーン界において優れた演奏家であり、また優れた教育者であるということを証明しています。個人的に気に入ったのは不思議な雰囲気が漂うトロンボーンのためのアンサンブル曲「バルカン組曲」とベッケらしい遊びが入った「ウェストサイドストーリー」でした。蛇足ですが、メンバー全員がフランス製トロンボーン「アントワンヌ・コルトワ」を使用しています。フランスで最もメジャーなメーカーであり、パリトロンボーン四重奏団が使用したり、「ベッケモデル」が存在するほどです。日本でいうヤマハでしょうか。ここまで「フランスのトロンボーン」にこだわったCDは他にはありません。ベッケ率いるトロンボーンサウンドがどんな物かをぜひ味わってください。
6、7年前に放送されていた今井美樹、水野美紀主演の「温かなお皿」で使用されていたことから、今になって購入に至りました。
少なくとも6曲は収納されています。
それ以外の曲も、どちらかと言えば女性らしい曲を中心に選曲されており、聴いていると癒されます。 忙しい日常から距離のおける、部屋全体を落ち着いた空間にしてくれる一枚です。
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