ある日、主人公のアランは大学時代のルームメイトのチャーリーと再会します。 9.11で家族を亡くし、深く傷つき心を閉ざしていたチャーリーに対し、 アランはなんとか立ち直ってほしいと、食事に誘ったり、夜通し映画を見に行ったり、 ゲームをしたりと、家庭や仕事をそっちのけで、元気づけようとします。 心の温まる映画です。
9.11である必然性がないという批判もありますが、 ぼくとしては、 9.11の「遺族」が、この作品を見て多少でも癒されるのか、あるいは不快に感じるのか、 議論のポイントはそこであるため、 遠い日本の第三者であるぼくらが指摘することは難しいように感じました。
前の1/4は著者やバージェス頁岩にかかわる学者達の物語。
後の1/4はWalcottの伝記。
これらも大事ですが、なんと言っても真ん中の生物の解説が文句なしに面白いです。
見かけの珍妙さだけにとらわれないでください。確かに挿絵は絶品ですが、どこが違っているのか。どうして今の生物と進化論的につながらないのか。その解説を読むたびに、新鮮な驚きに包まれます。
高校で地学を勉強していれば、原書を読んでも内容がすぐ理解できると思いますし、分類学の専門用語についてもコラムが設けてありますので、スラスラと読み進めることが出来ます。
ワンダ・ランドフスカ。名のみ知っていたが、今回初めてその演奏を聴いた。こんなに魅力的なモーツァルトのディスクが2006年に出ていたとは不覚!!! と言っても録音は1955年〜56年の世界初CD化とのこと。鑑賞に不自由はない。
ランドフスカはチェンバロ奏者としてバッハなどを多く弾いていたようだが、現代ピアノを駆使してのモーツァルトでは、可憐でさり気ないタッチと響きによって澄んだ湖のような音楽を紡いでいる。
最近同じポーランド出身のラファウ・ブレハッチのモーツァルトに強い感銘を受けたが、それと同じソナタ第9番K.311が本ディスクの白眉かな? 若きブレハッチの演奏は、そうまさに「このランドフスカのような演奏」なのである。どこにも澱むところがなく、誇張されるところもなく、静けさと内に秘められた情熱がその熱いタッチの裏に立ち上がる。何という可憐で哀しい音楽であろうか! さり気なさはブレハッチ以上にランドフスカのほうに強く感じられるが、それが際立った個性に裏付けられ、しかも尚且つ無名性の音楽になっている。これぞ音楽の理想ではなかろうか。ヴェデルニコフ、バックハウス、ホルショフスキと言った真の大ピアニストと同格におきたい。 どうして、こんなに素晴らしいディスクが話題にもならなかったのか? 当方の寡聞に過ぎないのかもしれないが・・・。
K.311の他には、K.333(これまた絶品!)、K.283、ロンドイ短調、K.282と6つのレントラー舞曲がカップリングされた2枚組みであり、モーツァルト・ファンのみならず、あらゆるピアノファンにおかれては是非聴かれたし。最高度の音楽体験が得られよう。ライナーのランドフスカ自身のエッセイも貴重だ。
REGZAの外付けHDD用として、ブラックの外観で横置きできるものを探していました。
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