個人的に終盤の曲のほうが好みです。
This Velvet Glove, Right on Time, Road Trippin', Purple Stain ,などの曲は、きけばきくほどフルシアンテとフリーのお互いの間がすごいです。。
ジョンフルシアンテの曲全般にいえるのは曲の大事な部分は全部ギターに歌わせてるって事。 と言ってもギターを全面に押し出すわけではなくツボはギターで押さえると言うか。 でそこがやっぱり好き。 『俺今こんな感じだよ』って語りかけてくるようで。
ジョンはマイナーの使い方がホントうまい。
もう人間国宝だろ。
こういうエレクトロ手法なのに楽器が歌ってるし。
コードの響きの使い方は右に出るやついない気がする。
彼の作品全部聞いた訳じゃない。
でも駄作は当然のこととして、うーん…、ってのすらない。
未聴のもそうなんだろうね。
ホントにアーティストですねぇ。
全てアナログ機材でエレクトロニカのアプローチで制作するっていうアイデアで作った。
と、なんかでこう(こんなようなこと)言っていた。
一部、これホントにアナログでやってんの!?って音とかあるし、感嘆しますわ。
聞いてると終始ジョンの雰囲気に部屋でも電車でも包まれる。
そういう音楽を作り続けるというのは素晴らしいね。
レッチリの泣くようにギターを奏でるジョン・フルシアンテのソロワーク。
6枚連続リリースのラストアルバムだそうです。
全編、アコースティックギターで構成されていて、
そこに枯れたジョンのボーカルが重なっています。
センチメンタルなレッチリの大部分はこの人から来ているんなだーって心底、思います。
落ち着くし、彼の世界にひたれます。
レッチリの「泣き」の部分が好きな人は絶対聴いてみてください。純度100%です。
バンド雑誌、スコアを発行している会社だけあってジョンの内面的なものというより音楽面に重点を置いた内容になってます。
作品、機材、レコーディング、音作りなどについて詳しく書かれており
後半の機材紹介、フレーズ作り、音作りの記事はもろにギタリスト向けの内容になってますので
楽器に詳しくない方には難しいかもしれません。。
私はギターの知識はあまりないので後半の文章はパラパラとしか読んでませんが、写真が結構載っているので
こういうのを使ってるのか、とかエフェクターすげー程度には楽しめました。
バンド事情についても多少はのっていますが、
そういった事はアンソニーの自伝の方が詳しく書かれていると思います。
そのほかジョンを知るための記事が満載です。
ジョンを好んでコピーされるギタリストには間違いなくオススメできると思います!
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