この歌が作者寺島氏の力作であることは間違いないと思います。ただ、あくまで個人的な意見ですが、4番からの詩をきいていると、この歌が作り物に感じられて仕方がなく(「私の生まれた日にいくさの終わりがきた」以降)「TVできいた時には涙したのに、あれは何だったの?」と思えてなりません。私としては1~3、9、11の構成で充分だと思います。異を唱える方もいらっしゃるでしょうが、これは好き好きですので、ご勘弁を。
クラシック歌手鮫島有美子が歌い上げる「戦争と平和」の歌。しっかりとした歌唱力、けれんみのない率直な歌唱と伴奏をベースに、戦争や死への悲しみと平和や生への願いが、愛情豊かに切々と伝わってくる。日本の軍隊がついにイラクに行った今だからこそ、聴き直したい平和へのさまざまな願い。
日本人のこころをことばとメロディーを大切に歌いあげている。今の若者たちにも聴いて欲しいCD.もう忘れられかけている日本人の魂が感じられるうたばかり。とてもこころ穏やかになれるCD。
私は以前から広島・長崎の原爆に想いがありました。本来なら次々と日本軍は玉砕され敗戦が濃い中なのに 政府(軍部)は米国・英国に降伏する様に言われていたにも関わらず黙殺して戦争を続けた為に沢山の尊い生命が老若男女に関わらず亡くなっていきました。その象徴が この原爆です。たとえ戦後60数年が経ってもこの戦争・原爆の悲しみ・苦しみ・怒りは生涯 被爆体験をされた方・ご家族は当然 戦後に生まれた私も忘れられません。その想いをそれを見事にこのはだしのゲンは訴えてくれました。素敵な中岡家 出来る事なら家族の皆が無事だったらどんなに良かった事か。どんなに苦しくても逞しいゲンに涙・涙・・・ゲンに勇気を貰いました。今年の夏に私は初めて広島に行き原爆ドームと記念館に行きました。はだしのゲンのことが思い出されて涙がとまりませんでした。本当に亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
前半はなじみの曲が続きますが、後半はちょっとマニアックな(あまり馴染みのない)曲が続くというのが
感想です。
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