映画自体は観ていないのですが、ブックオフで買ったパンフを見て興味を持ち、プレミアムエディション買っちゃいました(酷い)。
多くの方々が言うように、この映画はお世辞にも傑作とは言えません。突っ込みどころ満載ですね。CGも見ていて「あいたたー」と思う部分がありましたし(苦笑)。バジリスクも少し読んでいたのですが、あの話とはストーリーもキャラクター(各登場人物の性格含め)も全く違うし、無論バジリスクの出来の方が格段に上だと思います。映画と原作を比較するのではなく、それぞれ別の物語として割り切って考えた方がいいのかもしれません。
ただ、映画にもそれなりに評価出来る部分はあると思います。特典のメイキング映像を見ましたが、あれだけの豪華キャストを揃え、手の込んだ撮影をしているのだから一時間半少々で終わらせるのはもったいないです。無理なんでしょうが、タイタニックみたいに3、4時間くらいの長編を作れたらもっと凄いものが出来たのではないかと思うと残念でなりません。
あと、パッケージが・・・;私はハード面を結構重視するので、両面テープでベターッはどうしてくれようかと途方に暮れています。ディスク内容もいまいち薄いです。オーディオコメントが無い。それを補うようにメイキングやブックレットがあるけどシークレットストーリーは公式サイトに載ってるし。
ちなみに、私は天膳と陽炎の絡みが一番ツボでした。お幻VS弾正、朧VS弦之助があれっぽっちってのはちょっと・・・。
いやぁここまでドSでねちっこくて、直ぐにでもリビドーを発散しようとする男も、いいもんですね。 どう見ても狡猾で陰険な悪役でしかないのに、不死身でここまで生き残っているのも、ある種の魅力てものがあるからなんでしょう。 というか、わたし自身が気に入っとりますが。
この巻には十代から四十九歳で死んだ人々を扱っている。 不慮の事故死、病死、自殺、殺人、 突然、予期せずにという面も強い。 気分が塞ぐ。 人は必ず死ぬ。 その死様は色々だろうが、等しく死ぬ。 葬儀に出かける日が増えたこの頃、 歳を重ねた結果だ。 悲しみと寂しさと、 その方の人生を思いめぐらし、 自分自身の「死」を思う反面、 あまり意味のないことだと。 今この瞬間、どのように生きているか、 所謂「反省」した。
山田風太郎ファンなので「柳生忍法帖」(知る人ぞ知る)の映像化と知り、購入しました。「くノ一」モノのえげつなさは知っていただけにチョッと心配でしたが、なかなか面白かったです。もちろん原作の面白さに及ぶべくもありませんが、頭にくるほど度外れた展開にはならず(?)結構楽しめます。特筆すべきは小沢仁志の「柳生十兵衛」です。カッコいい!個人的には千葉真一よりハマっていると思いました。小沢十兵衛を見るだけでも価値あり。
漫画のバジリスク甲賀忍法帖を読んだ後に、購入しましたが漫画よりも登場人物の心理描写まで描かれていて、のめり込みました。凄まじい戦いに目が離せません。 甲賀組10人衆、伊賀組10人衆と登場人物の多さで、最初は誰が誰やら?となるかもしれませんが...しかし物語は作りこまれているし、忍法バトル最強の一作だと思いました。 そしてオープニング曲も世界観を反映されていて良かった。 もっと詳しく書きたい衝動に駆られますが、見てのお楽しみ! アニメの中で唯一の文句の付け所のない作品だと、私は思いました!
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