正直、タイトルには惹かれなかったのですが、430ページほどの手ごろな 厚みだったので、手に取って読み始めました。
でもこれは大当たり。
光り輝くように美しい公爵夫人ブライアナと、音楽の能力に優れ、美しい 翡翠色の瞳を持つレベッカ。 欠点のなさすぎるヒロインたちは「できすぎ」と思うものの、ストーリーの 展開での心情の揺れは大いに共感する点がたくさんあって、読むのを止め られずにとうとう一気読みしてしまいました。
ダミアンのお話も読みたいし、結婚で現役引退したというレディ・ロスバ ーグのお話も、あるなら読んでみたいと思いました。
このところのロマンス小説の氾濫ぶりに、お手上げ状態でしたが、一気読 みは久しぶりだったので、思わずレビューも書いてみました。
読み終わった後で「ああこの本を読んで良かったな」と思えます! さらに、実生活でも、役立てられます。(笑)
昔にDVDを買っていたのですが、傷がひどく買い直しをしました。
久しぶりのお気に入りコミックです。
美人で有能な彼女はいつもクールな表情なのですが、その表情のままお茶目な事を堂々としてくれます。笑えます、それだけで笑えます。
他のキャラも個性的で楽しい人達です。4コマなので、とても読みやすくストーリーも簡単に把握できます。
中には、やってみようかなと思うようなナイスなアイディアも有り、一度、彼女に会えば強烈な印象を残して、忘れる事は出来ないでしょう。
今年話題のなでしこジャパンの本を読んでみたいと思った。
さすが旬だけあって、いろいろ出ている。
その中で、この本は
あまりにもシンプルな表紙で、かえって気になった。
TVやいろんな本でも選手たちの言葉は
いろいろ聞いたり読んだりできるが、
この本では、選手の言葉もさることながら、
印象深いあの試合の数々だけでなく、
それ以前から沢山の試合を
ファインダー越しに集中して
見つめ続けた作者がなでしこ達の
行動を「教え」として短いセンテンスで
書き記しているものだ。
そして出色なのは、
その写真とキャプションだ。
この本では、その短い「なでしこからの教え」の言葉の下のキャプションが
写真を説明している。
ピッチの中の試合でのやりとりが
「フィールドに一番近い観戦者」である
カメラマンの緊張感と共にリアルに伝わってくるのだ。
ましてや、著者は
スポーツカメラマンであると同時に、
仕事絡みではおそらく誰も行かないであろう
(記事スペースや放送予定が無ければ行っても
仕事として成立しないから。)
女子代表戦を撮りに海外まで出かけてしまう「サポーター」
でもあるようだ。
その「サポーター目線」が一番見える(と思われた)のは、
教え49の写真だ。(個人の勝手な感想ですが)
ドイツの観客たちが満場を埋め尽くした競技場で、
「FINAL」と大きく書かれた横断幕の下を
なでしこたちがフィールドに入場するところの写真。
彼女達の表情は、自然で堂々としている。
この写真のページに来て、なぜかウルっときてしまった。
なでしこ達が、
自分の知らない年月に
どんな苦労をしてきたかが
この1枚に集約されている気がしたからだ。
表紙のシンプルさも、
ずっとこれからも変わらずなでしこ達を見つめ続ける
作者の心意気なのだろう。
はっきり言って「今年のなでしこ」しか知らない自分が
この本を選んで本当に良かった。
「それでも円と日本は強い」という著者の主張である。 1ドル50円時代は必ずやって来る。 デフレ脱却には「金利と賃金を上げる」 これらの意見に私は賛成である。
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