侮るなかれ、心を打つメロディーはここにある。
  といっても今はもう新作のほうを聴いている方がほとんどだろうと思いまして、勝手に新旧イトケン比較をさせていただきたいと思います。
  まず、新作は原作(このCD)を超える曲が続出するだろうと思って
 いましたが、良い意味で期待を裏切られた感じです。どちらが良い悪いというのではなく、それぞれに違った魅力があるというか。しかし、新
 作はあくまで“アレンジ版”であって、少々“イトケン的”でないような気がする。
  このCDは音数が少ないからこそメロディー重視でかつ無駄がなく、それでいてイメージ性はきちんとある、そのシンプルさが美しい作品だ
 と思う。曲が短いのもむしろ一枚を通じてテンポ良く聴けるようになっていると思う。
  そういう意味でも、『クリスタルシティ』『宮殿のテーマ』『バトル1』『船旅』『騎士の誇り』なんかは、個人的にはこちらの方が好きで
 ある。特に『バトル2』は、新作では中盤(後半?)のメロディーソロの部分が薄れてしまっていて、あまりいただけない。あの部分で『格好いい!』と思うのに。
  逆に新作で良くなったと思うのは『ラストダンジョン』。かなり芸術的に仕上がっていると思う。雰囲気が良くて、断然良い。
  あとは未使用トラックの『エスタミル』がなぜかとても魅力的で素敵。他にもエンディングのメロディー数珠つなぎが爽快。
  とまあまだまだ語り尽くせないのですが、色んな意味で面白い作品だと思います。是非御一聴あれ。
 
  
 
サガ20周年を記念して発売された記念本。
 
 魔界塔士サ・ガ〜ミンストレルソングまでのサガシリーズの概要が全てわかります。
 メイン・サブキャラクター、世界観、作品ごとに新しく加えられたシステムの解説などがメインで、作品ごとにプロデューサーの河津秋敏さんのコメントが添えてあります。また、サガシリーズがどう変わっていったのかもまとめてあって、見やすいです。
 
 そして、キャラの原画や企画の資料があり、これはとてもよかったですね。
 特に、某敵キャラの原画は必見だと思います。けっこう細かいとこまでこだわっているんですね。
 
 伊藤賢治さん、小林智美さん、河津秋敏さんのインタビューは決して薄っぺらい内容でなく、こんな人なんだ!って驚きがすごいありました。
 
 【総合】
 
 ・インタビューと企画資料、原画はとてもよかったです。
 ・企画資料は量が少ないのが非常に残念でした。
 ・各作品を解説するのは、もちろん必要だと思うんですが、ファンなら「知ってるよ」ってことだけを説明して終わりになってるのがもったいなかったです。せっかくの20周年記念本なのだから、設定の裏(例えばロマサガ1のガラハドイベントとかの裏話とか)そういったことまで掘り下げて載せてくれてればファンももっと満足したのにって感じです。
 
 20周年記念にしては少し内容が薄かったかな、って思います。
 
 サガシリーズは名作なので、20周年を超えて、30,40って行ってほしいですね。
 
 
 
  
 
僕はサガシリーズの音楽全て好きなんですが、 このロマサガ3の音楽はその中でもかなりクオリティーが高いです! 特に四魔貴族のバトル曲は鳥肌がたつほどやばいです! 聴いてみて損はないはず!
 
  
 
あれだけ探してもなかったこのCDが再販(?)ですか。もう二度と手に入らないだろうと諦めていたのですが・・・ほしかった人にはうれしい限りです曲のほうは、もうこれ以上ない優しいメロディーにあなたは涙を流すでしょう
 
  
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