テレビ東京系の長寿番組をDVD化した品、 「美の巨人たち」は毎週土曜夜10時からの30分番組、長く続いていることから未見の方にも想像できるように支持者の多い番組、週末には美術番組が集中して多い中でも特にに美術ファンに限れば圧倒的に見られている番組のひとつ、 小林薫の名ナレーションと共に一人の画家と一つに作品をめぐる情緒と情報たっぷりの番組作りはすでに名人芸の域です、この番組を長く提供しているスポンサー企業にとっても企業メセナとしてとても好印象を与えています、 さて、30分番組ということは本編は25分、25分の番組を二つ収録したDVDはたったの50分収録、それでこの価格は絶対に高いです、すでにワン・コインDVDも出現した現在では高すぎる価格です、 せめて、例えば印象派だけの4番組、ピカソだけの4番組、ルネッサンスだけの4番組など、より見応えのあるボリュームでのカップリングで発売してほしいものです、基本的に美術番組であるとともに、世界中にロケした「紀行」番組としても充実した内容なのでPR次第ではより需要があるのに、とこの売られ方は残念です、
2003年に上梓された超大型書籍Leonardo Da Vinci: The Complete Paintings And Drawingsのハードカバー普及版。原書は途方も無いサイズ(天地44センチ、左右29センチ)と10キロを超える重量で愛好家を嘆息させた。 本書はその4年後、版元タッシェン社の創立25周年記念出版物のひとつとして企画されたもの。原書からページの面積比で約72%、重量はほぼ半分にまでダウンサイズされている。それでも片手で書棚から取り出せるぎりぎりだ。
内容はほぼ原書に準じるもの。冒頭に追加された2ページには、原書刊行後に判明した新事実が記されており、これは筆者の誠実さの表れだろう。 本文は3部構成。第1部(p8〜p205)はレオナルドの生涯を綴ったクロニクルで、フィレンツェ時代から晩年までを十章に分けて記述している。著者は現存する書簡や日記、契約書などの資料にあたり、天才の足跡を丁寧に追っている。代表的な絵画作品をディテールを絡めて見せる図版も見応えがある。
第2部(p210〜p250)はレオナルドが完成させた、あるいは完成に近い状態にまで描いた絵画作品の詳細解説。現存する作品17点のエピソードは良く知られたものだが、ここでは消失作品や後世の加筆完成作、また真筆が確定しない作品も紹介されており、たいへん興味深い内容になっている。
そして本書の「肝」ともいえる第3部(p252〜p679)は「グラフィックワーク」。このパートではレオナルドが遺したデッサンやスケッチ類によって、その芸術や科学などを「解剖する」試みがなされている。 それぞれの図版はテーマ別に分類されており、またそれが通り一遍のものではなく「布のドレープ」や「地図と都市計画図」など、アトランダムなものになっているのが面白い。 なお図版の約半数は、通称「ウィンザー手稿」と呼ばれる英国王室の所蔵品。その複製の許可を得たのは本書が世界初という。レオナルドの業績に興味を持つ方なら、本書はこの部分だけで「充分におつりが来る」はずだ。
本書は美術書にかけるタッシェン社の思い入れと執念、そして著者フランク・ツォルナーの緻密な作業の結晶であり、今後これを越える書籍はおそらく出現しない、いわば決定版としての内容を備えたものといえる。 敢えて欠点を記せば、図版類の印刷品質が最上級とは言えない(精細度と立体感に欠ける)こと、紙質も普及クラスであること。また大判の判形であっても「晩餐」の全体鑑賞にはまだ足りない(二つ折りを入れれば良かった)ことなど、欲を言い出せば切りがないのだが、誰にでも手が届くプライス設定を考えれば納得できるもの。
素晴らしい書籍ではあるが、本書の外箱サイズは実測で387×256×59ミリ。購入に際しては書棚のスペースとよく相談されることをお勧めしたい。どうしても収まらないという人には、本書をさらに縮小したペーパーバック版も用意されている。
映画は何度も見ていて、いつかDVDを買いたいと思っていたところ、Amazonでこちらの商品を見つけました(゜゜)(。。)(゜゜)(。。) このボックスは正直かなりテンションが上がります。クリプテックスにパスワードを入れて開いた瞬間の鳥肌具合!!!!!!皆さんも是非体感してください!!!買って損はありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
昔発売されていた内容と特許映像も同一のようですが、値段が安くなりお買い得に。 三枚目のディスクは丸ごと特許映像を収録。 タイタニックの製造過程からCG合成技術、スタッフの撮影映像や写真も沢山あり、深海部に沈む本物のタイタニック沈没船を見ることも出来ます。私にとってはどれも衝撃映像です。 特に、タイタニックに関する「事実」を追い求めた監督の考参が非常に興味深く、引き込まれます。 生存者の証言映像も多く、より深いタイタニックを知りたい方は必見です。
映画未公開シーンも沢山収録され、「人数の少ないボートに船長が戻るように指示するが…」や「ある人物の「黙れ」の一言が招いた結果」「世界初のSOS」などタイタニック沈没の真相をより深く映し出します。 キャメロン監督の説明をONにすると「執事とジャック達の戦闘」が試写会で非難されたとありますが、このシーンは映画の流れを崩しかねないという意味でカットは正解だったと思います。「映画」としてのアクション性は素晴らしいので一見の価値はあるはずです。
DVD二枚目に収録された「もう一つのED」は、ブルーダイヤをおばあさんが海に投げようとする所から変更が加わっています。 とはいっても、あの「映画タイタニック」の最後を汚してしまうようなものでは決してありませんので、是非とも見て頂きたい。 ただ、このEDもとても素晴らしいのですが、私個人はやはり劇場版のシンプルかつダイレクトなEDが一番だと感じました。 ですのでこちらは「こういうサブストーリーがあることも興味深い」という感じで捉えています。どちらにせよ素晴らしい。 「監督が伝えたかった事」が、役者のセリフとなり多く語られます。
長くなりましたが、映画本編もさることながら、タイタニックについて詳しく知るための一歩になる最高のDVDです。
|