もともと20世紀シリーズの廉価盤を持っていたが曲数が少ないのと音が悪いのを我慢していた。本作はデジパックで写真も美麗なので購入したところ、なによりリマスターによる高音質で聴くことができるのが嬉しい。旧マスターではハイトーンの部分で歪んでいた音も改善しているし、歌だけでなく演奏もパート毎にクリアーになっている。2枚組みなので曲数にも満足できることから、彼らのベスト盤としてはいまのところ最も価値があるのではないだろうか。他のレーベルから4枚組みのボックスセットもリリースされてはいるが、往々にしてアウトテイクがそのアーティストの本質を濁してしまいかねない。私のようにTHE FOUR TOPSは知っていたがそれほど熱を入れて聴きこんではいない、という方には本作をお勧めします。
ホント、この当時のモータウンはたまらなく良いです。 明るい曲の中にもちょっと哀愁があったりして、せつなくなってしまいます。 何よりもノリノリな曲のベースがいい!ジェマーソン最高です。
おそらくは、登下校途中のタレントさんを隠し撮りしたものと思われます。
FOUR TOPSと言われた4人それぞれのプライベート写真ですが制服のものが多いですね。
望遠で撮ったのか、画質が粗い写真もあります。
似たような写真がオークション等でも売られていますが、ちょっと前の制服姿を見たい方には嬉しい写真集かも知れません。
同時代に活躍したテネシー・ウィリアムズと比べると、ウィリアム・インジの戯曲は、現在再演されることが少ないし、翻訳もひじょうに手に入りにくいです。インジ作品は市井の人々の細かい感情の動きを扱っていて、派手さがないからでしょう。でも、戯曲として劣っているわけではないと思います。むしろ活字で読むとインジのほうが面白いくらいです(少なくとも私には)。この本には彼の代表作が集めてあるので、ぜひおすすめします。どれも映画化されていますから、字幕付きのビデオを先に見て、それから原書に取り組むのもいいでしょう。語彙や文体は平易なほうだと思います。
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