ゴッドファーザーは、大好きなので通して5回は見たと思います。ハリウッド映画ながらヨーロッパの映画のような映像の美しさです。内容も素晴らしく、二人のドンの生涯を通じて、「力=権力」のもろさと残酷さ、そしてそれを背負わなければならない責任の重さを見せつけられて、自分の人生について考えさせられます。 また、英語を勉強する材料としても面白いです。ドン・コルレオーネがウォルツのことについてジョニーに言ったせりふ、 I'm gonna make him an offer he can't refuse. (彼が断れない提案をする、つまり「イヤとは言わせんよ」という意味) は、アメリカでは「ものすごく」有名です。そして、ドン・ビトの子マイケルも、 My father made him an offer he couldn't refuse. という会話をケイと交わしています。DVD版ではビデオ版とは違って、こうした会話が日本語字幕だけではなくて英語字幕でも出るので、何と言ってるのかはっきりと分かります。 この映画は実用的で短い言い回しも多く、楽しみながら英語の勉強が出来るのではないでしょうか。
ジーン・ハックマンとアル・パチーノの凸凹コンビが主役の映画です。 喧嘩っ早い大男とおちゃらけて人を笑わせるのが好きな小男の二人が、商売を始めるため、また、長年会っていない子供に会うために 旅をするストーリーです。
時には漫才コンビのようにも見える性格の違う二人ですが、二人共心にもやもやするものを抱え、虚勢を張って生きている不器用のお話です。
私はこの映画に出てくる砂漠、タンブルウィード(転がる草)、ヒッチハイク、線路、カフェでの食事、KFC、ビール、刑務所、ホモの男、などのアメリカ映画らしい、決して綺麗ではないディテールが好きでたまりません。
この映画は分かりやすい感動話やサスペンス、アクション映画ではないけれど、名俳優の二人が演じる人間の中にストーリーはあります。 興行的に良くなかったらしいですが、成功した作品よりも、私はこの作品は映画らしい映画だと思います。
二人は役作りのために実際に変装してヒッチハイクをしたそうです。 73年公開ですが、時代が経ってから観る事で再評価される映画でしょう。
コッポラ・リストレーションなんてタイトルから新作のようなツルツルピカピカな画面を期待するとガッカリでしょう。 でもガッカリしてる人には、パート1,2は70年代から見た40年代50年代を「あの時代」とノスタルジックな観点から描いた作品なんで、作品の意図を知れば郷愁を感じさせる場面が最近の映画みたいなツルツル画像だったら逆におかしいだろう、と言いたい。 一見普通の旧作のブルーレイ画像だが、よく観ると黒が深く段階に富み、その黒との対比で赤やオレンジのパートカラーが非常に上品な色合いで1,2をいろんなメディアで数え切れない程観て来たけど今迄に無いハッとするような美しさがあってそれだけでも新鮮な気持ちで再び堪能出来た。劇的な変化では無いが、作品の持つ味わいを壊さずにと考え抜かれた変化だと思う。
DVDの画像が今のテレビで観ると、(極端にいえば昔のVHSで例えれば3倍録画のような)汚い画像だったのでその差はスゴイ。 買い替えに迷っている人には、この作品が好きで今迄ビデオやDVDと買い換えてきて、特にDVDのボックスはカミサンが買ってくれたもので思い入れあるし、それをまた買い換えるのもなぁ、と思い散々迷った末に買い換えた私が見終わった今、買い換えて良かったと思ってることを伝えたい。 記憶の中の美しいゴッドファーザーが帰ってきます。何回も見た筈なのに改めてバルジーニやハイマンロスの手強さに唸り負けるなコルレオーネと熱くなり、クレメンザやアルやチチといった目立たないが渋い部下達にも久々に再会出来た気になった。 ビデオからDVDに買い換えた時には無かった熱さだった。画面の鮮明さの差による効果は大きい。
難点はブルーレイになって新たに加わった特典ディスクの内容がしょぼかったこと。つまんないしねむいです。あと一旦停止して再生しなおすとはじめからになっちゃうのはどうかと。
昔ビデオで見ましたね。とても印象に残る作品だったので2作品での廉価販売は大歓迎です!
「イン・ベッド・ウィズ・マドンナ」賛否両論あるようですが、このドキュメンタリー映画は彼女が本当の表現者であることを証明しています。
べつに主義主張の内容がすごいとは思いませんが、ここまでカメラの前で素の自分を(そりゃ本当の素なんて誰も出せませんが)さらけ出せるスターが他にいるでしょうか?ぼくは彼女の芸人魂を絶対支持します。男性ダンサーたちも愛すべき人物揃い(笑
すごく すごく楽しみで購入したのですが、結構 残念という感じは正直否めませんでした。 そろそろ購入された方はもう手元にぼちぼち届き出していると思うのですが、あまり画像や評判が流れてこず、やっぱり皆同じ印象を抱いているのかという気持ちが強いです。 悪い題材ではないと思うのですが、なによりも最初の画像と顔つきがどうも違いすぎるような… まあ、ある意味青白いその顔とぎょろっとした目はアルパチーノそのもののような気もしなくはないのですが、 何かが違う… 本当に本当に残念といわざるをえない感じ… でした。
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