まだ第1話を観ただけだけど、すっかり女優になっていたのでびっくり! 2006年の「出雲のおくに」(題名はうろ覚え。このドラマでは美しく撮られていて十分魅力的だったが、演技はナチュラルではあっても及第点程度)からたった1年でここまで女優として成長してたんですね。やっとやる気になったか(笑) ドラマよりもトーク番組の方が向いていると思っていたが、これからは女優業も期待してよさそうだ(嬉) 知性派タレントの肩書きだけじゃ先細りもいいとこだからほっとした。 ドラマ自体の脚本も一話観た限りではよくできていて感動した。ホステスのバイトしてるくせに優秀な女医という設定に引っ掛かっていたが、割と正攻法的な展開で第2話以降も早く見たいと思わせてくれた。じゃあこれから見に戻ろうかな(笑)
■後半も悪くなかった ともみ(菊川)がケイタイの留守電にメッセージを入れる相手=ゆりちゃんなる人物がついに明かになるが、この設定だけはあまり良い出来とは言えない。 この後半では、「腑抜けども・・・」の佐津川愛美が加わって、前半とは違ったテイストの展開を見せてくれて良かったが、岡田さんの部分的に過剰な演技が気になった。元大女優らしいが、あの顔のアップはできるだけ避けて欲しかった。 全6話とも充実していたし、菊川怜ちゃんが良い演技してくれたので嬉しかった。共演者も津川さん、筧さんを始めとして全体に良かった。他に気になったのは、女優や男優に気を使い過ぎているのか、死に際のともみの妹役とか、鹿賀さんらは素顔に近くすべき所をかなり化粧がめだってしらけた。
シリーズ中では以下の点に特徴があります。
●海外が舞台である ⇒これに関しては、他の方の詳しいレビューをされているようです。
●前半で、映像説明を後回しにしたトリック手法を度々使っている ⇒海外ロケ部分以外は無駄を省きたかった苦肉の策で、たまたまそうなったと思われます。この箇所だけ推理(サスペンス)映画の雰囲気となっていますので、違和感を覚えます。
●寅次郎が歌を唄う(酒席ではない) ⇒ドナウ河のほとりで神父に『御前様、どうも』と手を合わせ、マドンナ(竹下恵子)が唄った後に寅次郎も気分良く唄い出す…。
●マドンナとゲスト男優間での絡み(恋愛やドラマ展開など)が全く無い ⇒ゲスト男優が当時怪優?の柄本明の為か。せめて柄本がマドンナに惚れて振られるストーリーでも良かったのではないか。ラストまで会話なすら無し。(ストーリー上の)柄本氏と同じ中年サラリーマンとしては残念ですね。
なんだかわかりにくい映画で天海さんの魅力だけで出来上がっていました。
現在でも十分に魅力的(同世代で対抗できるのは上戸彩ぐらい)な紗季ちゃんですが、この作品での「可憐さ、明るさ」は、特筆モノです。脇を固める役者さんも魅力的で続編が見たくなります。
数年前に淡路恵子さんの講演を聞いたことがある。まだまだお綺麗でお話もメリハリがあって面白い。ご自身では「気が強い性格」で黒澤明の「野良犬」に出演(映画デビューまだ10代?)したときレビューの劇場の千秋実が「彼女は生理休暇」という台詞に頭にきたという。この「トコリの橋」のエピソードはなかった。1954年製作で朝鮮戦争が停戦。日本はやっと独立か。日本ロケには主演のウィリアム・ホールデン、ミッキー・ルーニーが来日。グレース・ケリーは来日せずハリウッドで撮影。朝鮮戦争映画でホールデンは海軍のパイロット。「パンサー・ジェット」戦闘機は本物だそうだ。迫力ある。日本ロケしたものの映画ではかなり「ずれた」シーンが多い。終戦からまだ年数が浅く反日感情もあり日本人俳優の米映画出演は珍しい。ミッキー・ルーニーはエバ・ガードナーと結婚したこともある人気俳優だがホールデンと並ぶと大人と子供。アメリカの白木みのる。は可愛そう大物。背は低いが。
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