主人公のジュディ・ガーランドが愛犬を意地悪ばあさんにいじめられて行き場所がないといって、いきなり『オーバー・ザ・レインボウ』を少女なのか大人なのかわからない声で歌い始める。それがかの「虹の彼方に」というわけだが、すべてのミュージカル映画が唐突に歌い出す不自然さをもつのと同様あまりにも唐突で不自然である。
カンザスの郷里の田舎に(現代と同様)突然竜巻が現れ、彼女はそれこそ虹の彼方に飛ばされ舞い降りた不思議な小人たち(村上春樹のリトル・ピープルのように不気味)の村に降り立ち、オズの魔法使いを訪ねる旅に出るところから画面は突然カラーになるが、世界的な人気は別にしてこの監督の演出は、かの大愚作「風と共に去りぬ」と同様まったく凡庸そのものである。
それはともかく、少女が道中で出会うかかし男、ブリキ男、ライオン男、最後に登場する魔法使いの全員が懐かしい郷里の知り合いたちの扮装になっていて、この物語の全篇がヒロインの少女の白昼夢でもあるという仕掛けになっている。
しかしてそのキーワードはThere is no place like home。「おうちほど素敵な場所はない」という文部省唱歌と共に全巻の幕が閉じられるがここで画面は再び褐色のモントーンに戻るのであった。
劇中でライオン男が「僕はタンポポのように弱虫」と歌うのは、ライオンをフランス語で“ライオンの歯”ともいうことから。私の長男が通っている県央福祉会のカフェの名前と同じです。なお日本の歌うたいの「ラルクアンシエル」もフランス語で空の孤、つまり虹の意だから、まあこの映画の主題歌にちなんだネーミングと考えてもいいだろう。
この頃は玉葱ばかりなり百円野菜 蝶人
アメリカ版と両方聞き比べてみましたが、だんぜんイギリス版の方がお薦めです。 朗読しているStephen Fryさんはさすがコメディアンだけあって妙に味があって面白い。 ドビーなんか最高です! アメリカ版も悪くはないけど、つい繰り返して聞きたくなる魅力 という点ではイギリス版ですね。 発音もとても聴き取りやすいし、特に初心者にはこちらの方が良いと思います。 アメリカ版より価格が高いのが難点なんですけど。。。
WIZARDのタイトルは、女主人公の桐嶋桜のネット上でのハンドルネームです。
キャラたちの会話の応酬が素晴らしくて
つい笑みがこぼれてしまうようなことが何回もありました。
物語全体としては非常に心温まるハートフルな物語ですが
要所要所での緊張感には息を呑みましたね^^
物語中でなんどもあった表現で、
「誰かを茶化して茶化された本人も恥ずかしそうに笑ってしまい、みんなで笑う!」
そんな雰囲気になる場面がよかったです。
こころが暖まるような本をお求めの方は是非読んで欲しいですね^^
ギャグもあるので、本をあまり読まない方でも読みやすいですよ♪
まぁ、派手な効果音がなります。 これまでのドラゴンリングでは一番かも。子供も興奮しておりました。 まだ4つのドラゴン以外にもあるのでしょうか?・・・
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