第1巻よりも面白かったです。 特にインターネットを使った事件は、犯人を追うスリリングな展開と最後のどんでん返しでアッと言わされました。 そして、<隠しドラマ>のトリックには誰もがビックリするのではないでしょうか。
日本盤ながら超優秀録音(もちろん外盤はないけれども)。
柴田南雄氏は現代音楽の重鎮(故人)であり、また1970年ころにすでに、ベートーベンの交響曲を少人数でピリオド楽器で演奏することを高く評価していた。つまり、サウンドに敏感な数少ない音楽家のひとりである。その人の曲は、めくるめく広大な音場に、極小の音像が粒だつ。音はどの曲も一級品だ。
作品としてもっとも楽しめるのは1枚目の北越戯譜で、舞台袖からこどもたちが足音をたてながら舞台上に駆け込んできて、まりつきをはじめる。初めはバラバラのつきかたをしている毬の音が、数え歌のような歌詞にあわせて、ある瞬間にそろうまでが圧巻。舞台で毬の跳ねる音の質感で、こどもの身長によって毬の跳ね上がる高さが違うことまで見えるようだ。2チャンネルでサラウンド音場にトリップできる。これが機器のテストになる。これはクラシック音楽を再生する音楽的なステレオをつくるために最良のテスト盤である。音楽をつかうのが機器のテストに最適というのは迷信である。このCDにチャレンジすべし。
このCDは、K'sシリーズなどのミニコンポでもそれなりに鳴るが、できればスピーカーだけはフルレンジ1Wayで92dB以上の高能率のものをつなぐのが適当である。これは市販品には少ない。1.5万円くらいで自作できる。このCDを再生することを目標にオーディオ工作に挑戦してはどうか。それ向けの入門本が出ている。
この後にここの出演者から2人デビューしています。どちらの撮影が先かわかりませんが、ヤラセ疑惑が拭えません。
詳しいことは先にレビューを書かれた方のとおりです。 デビュー作品としては良い作品です。
素直に、おもしろい本でした。個人事業主として確定申告している私は、申告時期になると、数字に向き合うのが苦痛でしたが、この本を読んだら、なんか数字が楽しく思えてきました。
専門用語も解説してくれてますし、読みやすい内容ですし、女子大生会計士の事件簿シリーズを読破してしまいそうです。
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