パソコンを長く使っていると、必ずHDDを買い替えるハメになる。そして裸のHDDが余ることになる。USBドライブキットを使って外付けディスクにしてしまうのが一番手っ取り早いけれど、NASにしてしまえば簡易なファイルサーバーができあがる。KURO-BOXこと通称玄箱はLinuxが動作するので、頑張ればファイルサーバー以外にも様々なサーバー機能を持たせられ、簡易なテスト開発環境が、格安の値段で手に入る。
そんなことしなくても、パソコンの電源On/Offに依存しない共有ディスクとして全く問題なく使用できるだろう。
このシリーズ毎回Fedora Coreがバージョンアップされるたびに出される本です。
それだけ需要も多いのかもしれません。毎回ほとんど同じかなという感じでもなく
少しずつ工夫もされています。
インストール時最小インストールですすめていき そのつどパッケージをインストール
していく手法は、WINDOWSユーザーにとってはありがたいことです。(WINユーザーが
LINUXに触れて最初に戸惑うのはインストール方法の違いのように思うからです)
またインストール時にユーザーをあえてつくらず あとからROOTで新ユーザーを作ったり
してなるべくコマンドになれさそうという意図がいいですね。
この本は、その通り進めていくとサーバーが構築できるという入門書ですが深く学ぶには
他書の助けを借りることになると思いますが、最初の1冊としてはうってつけのように
思います。WINDOWSユーザーにもそんなに難しくないと思います。
この本からさらに高度なサーバーの本に進むのがいいと思います。
CD5枚ついて 損のない1冊でしょう。
なおサーバーに関する本なので、FEDORA CORE6にあるアプリケーション等については、
全く触れてはいません。
ミニジャック口が前面にあるためスピーカーの配線などが煩わしいことからUSB→ミニジャック変換のものを探したところ、ただ変換するだけのものもありましたがそれほど高額ではありませんし高音質化するならラッキー程度の考えでこれを購入しました。
そのままPCにつないでいた時より音質がよくなったかなという印象です。動作も問題なく満足です。
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