スピルバーグの映画「リンカーン」の原作であり、
アメリカ・アマゾンでは1300のレビューが出ており、
軒並み高評価である。
のだが、、、、、、
ぜんっぜん面白くない。
その理由として考えられるのは、
あまりに膨大な引用文献にまみれすぎたこと
と
今となってはどうでもいい細部の情報にあふれすぎていること
である。
本邦のセキガクであった宮崎市定博士はいみじくもゆうた。
「参考文献を引きながら書かれた歴史書などはどうにもならん」
と。
、、、、、、女性の評論家ってのはどうして細部にこだわって本質を逃してまうんかなあ。
上野千鶴子とかさ。
「その理論は面白くない。まちがってさえいない」
とか、
「留保条件の多すぎる説明は意味を失う」
って言葉をしらないのかなあ。。
「これだけ資料を積み上げといたらどこからも文句はこないでしょっ」
っていう、その根性がだねえ、
すばらしいのだよ。
っすばらしいんかいっ。
えーっと、
本質を逃したような気がするので
この作品の良いところを
むりやり探すとすれば、
資料が多いだけに
リンカーンの少年時代のエピソードや
リンカーンの演説の上手さについての話が
あふれかえっている
ところである。
そんなところを
ヒマなときに、
フラフラと漁ってみるのも面白いかもしれん。
ま、評伝ものは、パールバックみたいな女性小説家におまかせやな。
パールバックの「聖書物語」は驚天動地の分かりやすさと面白さやったなあ。
あ、関係ないか。
ああ、「リンカーン」のDVD 買えばよかったなあ、、、、、、
いまさらながらレビューを。
オバマ氏の演説はかのケネディー大統領にも匹敵するとか、生演説は拝見することができなかったので本書のCDであらためて拝聴しました。
中身は・・大多数に支持されるためには具体的な政策を言わない方が懸命なのは悲しい定めですが、それにしても抑揚、リズム感など人をひきつける話術と申しましょうか、聞き手を惹きつけるものがあります。TOPになる方はスピーチのひとつこなせないといまどきやっていけないですが?そのいい見本の例といいましょうか、オバマ氏の演説を研究されてる意外な方もいらっしゃるのでは・・?!とおもってしまいます(笑)。
さて本書、解説もさながらCDが2枚、私的にはケネディー大統領の演説が収録されているのがとても嬉しかった。左右見開きで英語とその訳、まるで高校時代の受験英語を彷彿させるような仕立てではありますが構成としては読みやすくオバマシリーズの中ではよくまとめられておりました。
|