Craig Davidのソウルミュージックカバーアルバム”Signed Sealed Delivered”。 タイトルからも解るように、Motown系の曲がメインとなって構成されている。 まさか、かつて「2stepの貴公子」なぞと呼ばれていた彼がこういうアルバムを発表するのにも驚いたが、正直彼のセンスがどうこれらの曲を料理するのか、とても楽しみでもあった。
1曲目のFour Topsの名曲”Standing In The Shadows Of Love”をサンプリングしたハウス曲”One More Lie (Standing In The Shadows)”を聴いて、期待を抱いたのは確か。 そして、続くはStevie Wonderの”Signed, Sealed, Delivered (I’m Yours)”のカバーと、The Stylisticsの”Stop, Look, Listen (To Your Heart)”をサンプリングしたオリジナル曲”All Alone Tonight (Stop, Look, Listen)”。 ここまで聴いて、正直これは凄く面白いコンセプトのアルバムだなと思った。 現代風な1曲目と3曲目の間にカバーが挟まっていても何も違和感がなかったし、上手くCraig流に過去のソウルミュージックをアレンジしたなと。
ただ、その後は割と正統的なカバーが多く、10曲目の”Papa Was A Rolling Stone”やラストのオリジナル曲”This Could Be Love”は「おっ」と思ったものの、その他の曲は普通のカバー曲という印象しか感じられなかった。 勿論、彼の歌唱力の高さは知ってはいるが、Otis ReddingやAl Greenをそのままカバーするのは、Craig Davidの良さというもの活かしきれないようにも思う。
とは言え、1〜3の流れは本当に最高だし、ソウルミュージックと現代のR&Bが上手く融合した作品と出会えたのは良かった。 ただ、彼のファンとしては往年の名曲のカバーよりも、彼の初期のアルバム”Born to Do It “、”Slicker Than Your Average”を初めて聴いた時のような感動を心から求めているのではあるが。
大学生物学シリーズの最終巻です。本書は、遺伝子治療や免疫システムの仕組みについて解説しています。あいかわらず、生命システムの精巧さには驚嘆させられます。私は生物学の門外漢ですが、全3巻を楽しく読み通すことができました。「驚かされる」からこそ、このシリーズを読破できたのだと思います。内容はそれほど簡単ではないと思います。わからないところも多々あります。それでも読めたのは、図解のわかりやすさもありますが、几帳面な説明によって興味を持続させられたからだと思います。それだけ、生命の仕組みというのは信じられないくらい驚かされる。そして、この生命メカニズムを育んだ数億年という「時間感覚」をあらためて認識させられます。
遺伝子組換え作物とは、HIVとは、癌とは・・・最新(?)の生物学はこんなところまで来ているのか、と思うと、今後、人間はどうなっていくのだろうか、どんどん「改造」されていくのだろうか、不老不死は実現されるのだろうか、といろいろ考えさせられます。
何人の方かが書いているように、いろいろな意味で新しいチャレンジに 満ちています。オープニングチューンのイントロには正直驚き、間違えて 違うアルバムをかけてしまったかと思ったほどです。 サウンドもレゲエ調やアレンジの派手なものなど少しイメージの違うもの がありますし、KINDA GIRL FOR MEのサンプリング(You are Everything) などは、正直、賛否が分かれるところでしょう。 それでもやっぱり、彼のスムーズでデリケートなボーカルは健在で、 どの曲もその部分はしっかり押さえていて、特に中盤のナンバーでは それが活かされています。
耳慣れたものから新しい クレイグ・デイヴィットまで。
ドライブにGOOD
最初は、テレビで流れていた曲に惹かれこのCDを買いました。
全体を通して聞いていると心が透き通るような感覚になります。
現実を忘れたいとき、イライラしているときなんかに良いかもしれませんね。
さらに日本語訳が英語の歌詞とともについているので聞きながら歌詞の内容を理解することも可能。
流して聴くのもあり、歌詞を本気で聴くのもありの内容に仕上がっていますよ。
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