マディウォーターズの曲名からグループを名付けたローリング ストーンズ結成時の中心メンバーの評伝です。 ブライアンを詳しく知るにはいいですが、ファンとしてはもっと 写真を収録して、本の紙質を上げてほしいところ。
最初、春から夏にかけ聴いていました。しかしながらハワイアンテイストとしてはどうかと思いながらでした。そうこうしているうち季節が変わり冬に・・。
なんとこの季節にとても合うフラジャズです。
これは冗談みたいですが、ぜひ夏に買って眠っているなら再びフレーヤーに乗せてみてください。
このテイストは夏に欲しい潮風の爽やかさというより、暖かな暖炉の前でくつろぐ時間のハワイアンテイストです。
ちょっとウェス・モンゴメリーを想像させるギターのピッキングスタイルの弦のつま弾くギターの音色とバックセッション。
とくにノラ・ジョーンズの「ドント・ノウ・ホワイ」のカバーを筆頭に聴かれるようなウクレレのリードする曲調の素晴らしさは「フラ・ジャズ」というにふさわしい味わいです。
冬の暖房の前でくつろぐ暖かい午後にジャストフィット。
ここ数年のPOPミュージックは廃れる傾向にあり、数年前と比べれば小粒なヒット曲が並び、洋楽だから質が良いとは必ずしも言い切れない状況になりつつあった。 しかし、HIP HOPのみが優勢だった、ロックも大雑把な作品が目立つ近年に比べ、2004年は様々なジャンルが活気を取り戻して行った年でもある。故に重要な年であり、それらの名曲がつまった今作は聞き所の多いコンピレーションアルバムとなっているのだ。 ここ数年は年々R&Bが落ち込んでいくのが目立ち、90年代に活躍したシンガーやプロデューサーは次々と活躍の場を追いやられてきた。そんな中でHIP HOPプロデューサーやラッパーと共演するものたちが辛うじて立場を守ってきたような状況で、王道のR&Bシンガーで成功していたのは僅かであった。 しかし、去年最も活躍したのは男性R&BシンガーのUSHERであり、彼のヒット曲のほとんどを提供したのは90年代に全盛期だったジャーメイン・デュプリである。さらに、KANYE WESTの大成功によって古きよきR&Bに焦点が当り、レトロ思考な本格派アルバムをアリシア・キーズが作り、アニタ・ベイカーやアル・グリーンなどの大御所の活躍も目立った。 勿論レイ・チャールズの活躍も、他のシンガ-の助けもあるとは言え、30年ぶりにヒットチャートの上位に現れて、今まで窮屈だった音楽シーンが大変華やかになった年だった。 さらに、ここ数年では騒がしく図太い音の割には実のない若者のロック界は、深みを増したシンプルでキャッチーなロックバンドやシンガーの活躍が取って代わり、近年では最も評価の高いポップ・ロックが目立っていた。今回のグラミー賞作品集は例年より少々大人向けかもしれない。
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