深く潜れ~八犬伝2001~Vol.1 [DVD]
鈴木あみ初出演のドラマ。
この作品は「ソウル・メイト」(転生しても必ず巡り合う魂の友)を
信じる人達の心の葛藤と成長を描いた深い出来あがりになっています。
また、舞台になったロケ地の無人島「軍艦島」での撮影は
廃墟の鉄筋や残骸が生々しくのこり、映像の雰囲気をより一層
かきたてている。普段は一般人がこの島に行くことは出来ず
映像で見ることができるのもごく稀である。
鈴木あみ初の女優活動だが、とても自然に演じられてます。
最近、TVでも活躍の場をみせている小西真奈美の役柄と
演技はとても魅力的。
作品には粗さや初心的な部分が目立つが、雰囲気づくりは
心に訴えるものがくる。
人気ドラマばかり見ていると麻痺してしまう…なので、たまには
荒削りだが、心に訴える作品なんていかがでしょうか?
深く潜れ~八犬伝2001~ DVD-BOXセット
とにかく他に類を見ない印象深いドラマだった。
誰もいない廃虚の島へ一歩踏み込んだその時から独特の世界観に
引きずりこまれ、
一癖二癖もあるメンバーたちの内面に大いに興味をそそられたのだが…。
ただもう少しそれそれが抱えるトラウマ・問題を解かり易く丁寧に
描いて欲しかった。
そして晴れてソウルメイトとなった8人が目覚めた時、
団結しもっと明確な目的に向かっていたら、
より一層この特異なドラマに惹き込まれたと思う。
阿保を演じた小西さんはこの作品で知り何年経っても阿保の印象が拭えない。
鈴木あみも歌とは違う光る存在感を放っていて意外にも良かった。
ドラマ出演も珍しい千原兄弟(今作では兄の方がひきこもりを演じている)
メガネのないテリー伊藤の怪演も見どころ。
深く潜れ~八犬伝2001~Vol.2 [DVD]
このドラマは、あまり知られていませんが、すごくおもしろいモノでした。
鈴木あみの演技は、アイドルなんて言葉を打ち消すほど個性的な演技を見せてくれました。
小西真奈美さんも、まだブレイク前に、あみちゃんの親友役で出演しています。不思議でせつない物語です。前世を知りたい、廃棄の島で合宿、不思議な人物達・・・人の心ってどこまでも深く、優しいものだと気付きました。
CASANOVA SAID”LIVE OR DIE”―ミッシェル・ガン・エレファント ライヴ・イン・トーキョー
初回盤ボーナストラックのアンコール4曲を是非聴いて欲しいと思います。『ダニー・ゴー』でライブが終わるなんて…想像しただけでも放心します。TMGEを90年代を牽引するバンドとは誰もが評価していますが、所謂「ロックンロール・バンド」というのは彼らの解散とともに消えていってしまったような気がします。ロックンロールにはあるものへの「攻撃」がつきものだったように思えますが、もはや、何かを「攻撃」するバンドは存在しなくなっています。歌われているのは「叙情」であったり「状態」であったり「癒し」であったり…もう、世の中に壊すものがなくなったのでしょうか。全ては壊れて散ってしまい、そこに吹き付ける風の歌を、人々は歌い、聴くのでしょう(村上春樹みたい)。TMGEの解散は、そういった意味でも象徴的だったと思います。このアルバムは、そんなバンドの数少ないライブ盤です。
深く静かに潜れ (キャラ文庫)
以下帯より抜粋
「敵の真っ只中で、生きるも死ぬも相棒次第――
潜入捜査官同士のスリリング・アダルトラブ!!」
麻薬取締局の潜入捜査官の話です。舞台はシカゴ!
アレンも剣崎もデュークも男前でどうしようかと思いました!
特にデュークが格好よくてどうしようかと思いました。私だったら剣崎よりデュークを選びます!
意味のないえろやムリヤリが苦手なのですが、潜入先でのえろシーンは納得のいく流れですんなり受け入れられました。
表題作の他続編、「熱く淫らに潜れ」が入っており、そちらの最後でアレンがデュークから受け取った葉書きはシワタネホからの葉書き@ショーシャンクの空にを彷彿とさせました。
BLで文章力はあまり期待していないんですが(すみません)、適度に緊張感のある、絞れた文章で話を書かれています。
私個人としては打ち震えるくらいのクリーンヒットでした!