NHK あつまれみんなの広場「夢りんりん丸」 [VHS]
アップテンポな曲がおおいので、一歳になる子供も大喜びで、横揺れダンスをして見ています。公開録画番組なので、一度は生でみたい!!と、親がその気になってしまいますよ(笑)
EA BEST HITS ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 那覇
※PC版のプレイ経験はありません。あくまでPSP版のみを元に評価しています。
前作の成田に比べ、システムやバランスはかなりマシになりました。
冒頭のメーカーロゴを(片方だけですが)スキップできるようになったのも好印象。
プレイできるのはオペレーションモード6本とチャレンジモード6本。
登場するのは民間の旅客機・小型機と陸海空の自衛隊機、それに隣の嘉手納基地を拠点とする米軍機です。
ヘリコプターやセスナなど、通常の旅客機とは若干異なるルートを飛行する機体も登場します。
なぜかアメリカ空軍を名乗るFA-18が飛んできたりしますが、そこはご愛敬。
地上の整理が最大の焦点だった成田とは対照的に、こちらは上空の管制が攻略の分かれ目です。
滑走路はたったの1本、無線チャンネル数はたったの4つ。
成田や新千歳におけるアプローチ管制とディパーチャー管制が、嘉手納ラプコンに一本化されています。
そのため他の空港と違い、離陸後の出発便と着陸前の到着便を一つのチャンネルで管制しなければなりません。
成田や新千歳に比べ、ひとつ少ない手数で同程度の数の航空機を処理しなければならないため、
必然的に上空の管制は大混雑。
上空で指示待ちの航空機が何機も重なると、離陸機の中には指示を受け取る前に行ってしまう機体も出てきます。
その程度ならポイントを取り損ねるだけなのでまだマシですが、飛来する到着機への指示が遅れてしまって
着陸する滑走路を勝手に決められたりしてしまった日には、管制計画そのものが壊れかねません。
場合によっては、一部の機体をしばらく地上で待たせておく判断も必要になるでしょう。
もう一つ面倒なのは、後半のステージにおける風雨の影響。
ステージ中に、強風の影響で滑走路のコンディションが変わって使用できなくなったり、
使用できる方向が変わったりするケースがあります。これについては、やって覚えるしかありません。
全体的に手狭な空港であり、その中でいかにして航空機を捌いていくかという、詰め将棋的な手応えがあります。
実際の那覇空港でも「手狭だ」という声は多いようで、ターミナルの拡充や駐機スポットの増設、
新規滑走路の建設などがよく取り沙汰されているようです。
登場する航空会社は、全て架空です。
赤いのは「ジャパン航空」、青いのは「全日本航空」。
また、土地柄というべきか、戦闘機に哨戒機、輸送機、ヘリなど、自衛隊機や米軍機の種類がとても豊富です。
なお、このゲームは2006年に発売されたものです。
本作に登場する嘉手納ラプコンは2010年、米軍から那覇空港に移管されて那覇アプローチに変わりました。
また、航空自衛隊の戦闘機としてF-4EJが登場しますが、こちらも現在は既にF-15Jと交代済みです。
このソフトは、PSストアでDL販売も開始されています。
UMD版は嫌だという人はそちらでもいいと思いますが、ソフト同梱の取扱説明書にはこの空港の全体図が記載されており、
それぞれの滑走路の名前や番号などがすべて一目でわかるようになっています。
手元に置いて見ながらプレイできるので、慣れないうちは便利だと思います。
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 那覇
私は、本作のPC版、ぼくは航空管制官をプレイしていますが、
携帯版もプレイしてみたいので本作を購入しました。
本作に関わらずPSP版の本シリーズは、PC版の2倍の全12ステージで遊べる。
資料室などサブモードが充実している等、
単なる移植にとどまる事なく、より遊びがいのある仕様になっている事が利点として挙げられます。
元々、万人が楽しめるゲーム性ですので本シリーズ未体験の方も買って失敗する事はないと思います。
ただ、登場する航空会社が、PC版と違って全て架空の航空会社である事と、
時間が経過してもスポットが空かない為、小型機を着陸させる事ができないという
設定ミスともいえるステージがある。以上の2点が、私を大きくガッカリさせました。
ゲーム中のユーザー視点も2種類しかありません。
本作も、決して悪くないのですが、以上の点からPSPの別空港か、
(那覇も登場航空会社は全て架空。ただ、成田の様な設定ミスはない。)
PC版の同シリーズの作品で購入を検討された方がいいかと思います。
ぼくは航空管制官 2 沖縄・南諷の航跡
忠実に再現されたビジュアルは圧巻!地元民としてお勧めできる1本です。全てがリアルで、まるで管制官になったかのよう!航空会社も実名使用で興奮度UP間違いなし!沖縄ならではの米軍基地の存在で難易度は上がるが、それでもやりこみ間違いなし!買うべし、買うべし!
中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史
中国についての本ではないと断りながら、行間に現在の中国に対する礼讃が感じられ、また、民主主義にあまり価値を見出していないと思われる記述もあり、違和感を覚える人はいると思います。しかし、著者の価値観に賛成するか否かに関係なく、その中の知見がどれくらい興味深いかで判断すれば、掛け値なしに非常に面白い本だと思います。
例えば、父系血縁ネットワークが重要な中国ではそれがために人口増加を抑制できずに停滞につながった、日本は江戸初期に食糧不足の解決とともに人口増加も止まった、江戸末期の識字率はそれほど高くなくリテラシーの低い人が低賃金労働者となって工業化を支えてた、などはなかなか興味深いと思います。特に、「産業別ではなく企業別に組織されている日本の労働組合の経営との関係は、藩主と領民の双方が同じ土地に縛られてどちらもほどほどのところで折り合いをつけていた「封建制」の百姓一揆と同じ」という分析は、日本のインフレ率が他の先進国と比較して非常に低く保たれていた背景にある低い賃金コストの上昇率を説明するものではないかと思います。
一方、疑問も残ります。著者は、日本が中国化しなかった理由を科挙試験実施の前提条件であるメディアのインフラ整備、すなわち印刷技術の発達が不十分であったからとしていますが、ではその後に印刷技術が発達しても日本が中国化しなかったのはなぜなのかについてはあまりきちんと説明していません。信長の登場とか、江戸初期の稲作の普及とか間接的な説明がありますが、少なくとも他の中国化している地域・国との比較においてどれも決定的に説明力を持つようには思えません。この辺は、今後の著作でもう少し掘り下げた議論を展開してもらいたいと思います。
あと、参考文献は載せていますが、「・・・・は、歴史学者の常識です」という多用されているフレーズのところにはあまり参考文献や研究が示されていません。これでは「本当に歴史学者の通説なの?」という疑問点の解消が十分にできなく、少し残念です。
必ずしも、著者の価値観に全面的に賛成するわけではありませんし、軽すぎる文体など残念な点もありますが、それでもやはり知的にとても面白さを感じる本であることは確かです。