wonderful days
smash up!以来待ち焦がれたニューシングル。
wonderful daysはとにかく幸せそうな曲で冬の寒さなんて忘れてるhappyでluckyでhotな気持ちが良く表現されてます。
「となりでギュってしたげる」って詞をへきるさんの声で聴くと嬉しくなりますw。
1番星〜君のいない夜に〜は対照的に穏やかで切なげなバラード曲。
こちらは寒い冬の空気が伝わってきます。
今会えない淋しさを感じる詞なのだけれど、でもどこか達観したような穏やかさも感じます。
遠く離れた大事な人との思い出、約束、声。
この穏やかさは、あきらめなのか、信頼なのか、今この時は思い出の中にいるのか、すぐそばの未来への希望なのか…いくつもの解釈を受け入れられる良曲だと思います。
今、目と目で見つめ合う事が出来なくても、見上げた同じ星を通じて心で見つめ合う切ない温もりが感じられます。
へきるさんによるとあえて歌いあげずにBGM的に聴ける曲に仕上げたそうです。
ジャケットや歌詞カードは赤白緑のクリスマスカラーです。
裏ジャケットでは巻髪のへきるさんが見れますよ。
寒い夜にwonderful daysであったまるもよし、1番星でしんみりするもよし。
このクリスマスにおすすめの1枚です。
世界を動かした21の演説――あなたにとって「正しいこと」とは何か
過去の教訓は、未来を動かすためにあります。
この本には、有名な大統領から、テロ被害者の母親、死刑目前の殺人犯まで、多種多様な21の演説が収録されています。
これらはすでに多くの人の心を動かし、タイトルの通り、すでに世界を「動かした」面もあるでしょう。
しかし、これらの演説が著書となって再びここに現れた本当の意義は、これらを読んだ私達がその教訓を糧に世界をこれから「動かしていく」ことにあると思います。
収録されたオバマ大統領の演説から言葉を借りれば、
「私たちには、自分たちが求める世界を作る力があります。しかしそれは、私たちがこれまでに書かれてきたことを胸に刻み、新しく始める勇気を持ったときに初めて可能になるのです。」
この本は過去で完結した物語を単に記したものではなく、未来を築いていく私達への問題・関心提起です。
全ての演説を通して得られる最大の教訓は、「納得できない意見の中にも理解を示す」ことの大切さであると考えます。
賛成できない内容の中にも、演者の「信念」が潜んでいます。
もしかしたら争いは、意見の内容の否定によって起こるのではないのかも知れません。
そこに込められた「信念」の否定によって生まれるのではないかと思うのです。
人間は内容の修正・妥協には耐えられても、信念の否定には耐え難いものだと思います。
自分と同じ考えであるかどうかの判断よりも、相手の意見の中にあるそれぞれの「信念」に理解を示す姿勢を持つこと。
納得と理解を分け、食わず嫌いにならないこと。
お互いの「信念」をまず分かり合えた時、初めて内容上の妥協点を探す議論ができるのではないでしょうか。
相手の「信念」を尊重する姿勢で傾聴した時、収録された21の演説に対しても、これから人生で出会ういくつもの考えに対しても、賛否を越えた意義を見出せると思います。
示唆に富んだ他の演説を盛り込んだ続編が出ることを期待しています。
カノバナ (メガストアコミックスシリーズ No. 249)
一作目のBirthdaybirthday (メガストアコミックス)以来のファンです。ただ、この作品との比較でいえば、前作の方が神がかってました。
氏の最大の武器であるクールな作画はもはや定評があるといってよく、その意味では表紙買いでまちがいありません。ただ、前作と比べると何か「制約」の中で描いているというか、作品全体に少し窮屈な感じを受けたのは私だけでしょうか。思うに、本作品のメインである「メトロノーム」(5話からなる中編)が、氏が扱うにはまだ早い連作なのではなかったか、という感じがします。端的に言えば、この長いストーリーの中で描きたかったのは、ショタなのかなんなのかわからないのです。
個人的には、緻密な背景の中で展開される、エロい画力とみやすい構図に力のある作家とみていますので、ストーリーに拘泥せず、いろいろなシチュエーションの短編を見せてもらえれば十分です。その点からいえば、冒頭で触れた最初の作品群の方が、私の好みには合っていました。
万古焼 6号深鍋 雪見うさぎ 29-10072
いつも帰宅の遅い子供用に購入しました。
今までは丼に取り分けたり、10号の土鍋のまま残していたりしましたが、こちらを購入してからは見栄えも大変よく、もっと早く買っておけばよかったと・・・
食べる気力がなくても、これを見てまた食欲がわいたりもw
おしろい花/雪見酒
五木ひろしさんを思うとき、デビュー前の勝ち抜き歌謡選手権、10週達成!歌唱力抜群!・・賞取りには毎年顔を拝見しましたね。
まさに、職人技に似た演歌界の伝家の宝刀を見るようです。
しばらくして、カラオケが世に浸透し始めて来たせいもあって、歌いやすい曲が目立つようになったと思います。
たとえば、「二人の夜明け」「お前と二人」など、ごく身近かな男女の愛などほのぼのしますね。
今回の「おしろい花」も、しんみりとしたギターの音色と五木さんの歌声が大変マッチしています。
詩は、事情があって別れたのでしょうか?今度こそ離さない決意のようなものを感じます。
二人の世界をじっくりと歌うには、最適な曲と言えますね。
一方の「雪見酒」は高音から聴かせる、歌い始めの「雪より白い〜♪」とは・・すごい比喩です。
しぼり出すような五木さんの歌声が、私を泣かせてしまいそうな雪見酒です。
それでも、幾度も聴くうち、ほのかにシットリとした雰囲気が温もりを感じます。
情念を詩にしたような感じが酔いを誘いますねぇ・・