Sentry セントリー 耐火金庫(1時間耐火) テンキータイプ SB0507
新築マンションなのにご近所さんに空き巣が入ったのを聞きつけ、とりあえず何か買わなきゃと思い求めました。重量は重いほど良いとも考えましたが、マンションとはいえ100キロ程度のものを置くのは何となく抵抗感があり、かと言って手提金庫みたいなものでは全く意味がないので、ちょうど「程よい」ものとしてこの商品がヒットしました。非常にガッシリした作りですし、プッシュ式の鍵は反応が良くストレスを感じることもないです。腕力と腰に自信があれば男子一人で設置や移設は可能だと思いますが、お独り様のドロボウがお持ち帰りするには結構難易度の高い仕事になると思われます。
角川類語新辞典 for ATOK(NW2)
ブログ、ホームページ等々、PCで文章で書く機会が多い人には、とても便利だと思います。
IMEよりも日本語が強化されている言語プログラムATOKはそれだけで愛用できます。
そこに類語が加われば、語彙も増えます。
他にもPC向けの類語辞典ソフトは存在しますが、殆どがウインドウを開いて調べる形式です。
この商品は普通に文章を書いているときに、言葉をコントロールキーとタブキー押すだけで類語が
一覧されます。又、簡潔な意味も記されます。要するに、類語辞典のソフトを起動することなく、文章を
書きながら自然に類語を調べることができる点が大きいのです。このことが、
ATOKが目指しているストレスレスの利便性なのではないでしょうか。
ただ、一つの言葉に単一で単純に類語一覧が出てくるというのは、他の類語辞典に比べれば深い意味に
於いて、言葉の選択肢が狭まることが欠点かも知れません。
書籍の角川類語新辞典は分野ごとに細かく枝分かれして類語が記されています。が、良い面もある反面、
分厚い書籍ですから、調べるのに時間がかかり文章を書くテンションを下げてしまいかねません。
小説家等の物書きを職業にしているわけでなければ、逆にこちらの方が使いやすいと思います。
いや、もしかしたらプロの物書きも愛用しているかも知れません。
なにしろ、文章を書きながら、すぐさま類語が調べられることはストレスの軽減につながります。
平板な文章しか書けない人も、類語辞典を駆使すればそれなりに賢い文章になります。
また、使う度に自分自身への日本語の言葉の語彙が増えていくということにも繋がります。
“Sing it!” tour ’10
高橋真梨子のコンサート・ツアー「MARIKO TAKAHASHI concert vol.34 "Sing it !"」の曲順と同じように組み合わせたアルバムです。それぞれの初出のアルバムタイトルが記してありますが、直近のアルバムからも選ばれていました。ベスト・アルバムのような位置づけではありませんし、新録音はなく既出の曲を並べていますので、それを理解したうえで聴かれると良いと思います。
気がつけば高橋真梨子も還暦をすでに超え、息の長い歌手として歌唱力はますます円熟味が増しています。このアルバムでもカヴァー曲が数曲収録してありますが、どんな歌も自分の持ち歌のように感情移入して見事に歌い上げる希有な歌手であり、力量は万人が認めるところでしょう。
2枚組で22曲という収録曲ですが、特に心に残った曲を挙げますと玉置浩二とのデュエット「貴方が生きたLove Song」でした。日本が生んだ希代のヴォーカリスト同士の共演は世界水準ともいうべき素晴らしさです。バラード歌唱のお手本のようですが、これほど情感あふれるデュエットはなかなか聴くことができません。
「鷲と鷹」は石原裕次郎の曲なのですね。ベースとホーンの伴奏にのせてスイングして歌っており古さが新しさに変化し、粋な歌へと変身していました。
故ジョー山中の名唱が耳に残る「人間の証明のテーマ」ですが、哀愁をたたえ、少し抑え気味に切々と歌っていました。「バラードの女王」と呼ばれている高橋真梨子ですが、ブルース・ロック色の強いこの曲をこれだけハートフルに歌ってもらうとリスナーは十分満足します。改めて彼女の到達した高み、そのほとばしる凄み、他のヴォーカリストにない強い個性を確認したように思いました。
他の曲もそうですが、詩人としての彼女の才能にも深く感じました。彼女の作詞した曲も収録してありますが、このような感受性豊かな詩を紡ぐ人であるからこそ、深い情感を歌にのせて表現できるのでしょう。
「桃色吐息」「ごめんね…」「for you…」などの名唱の数々を聴きながら至福のひと時を過ごしてください 。堪能できました。
齋藤孝のイッキによめる!名作選(3年生)
小3の娘に購入しました。
他にも一冊3年生用の10分の読書本を持っていますが、断然こっちの本のほうが面白いです!!
娘も読みやすいと言っていました。
是非、小3のお子さんがいらっしゃる方は購入してみてはいかがでしょうか。
最初は私が音読してあげ、それから子供が音読。
一日一回、音読習慣をはじめる良い切っ掛けになると思います。
子供に渡す前に、私が一気に読んでしまいました。
字も大きくて、分からない様な単語の横に意味も書いてあります。
とっても良い本だと感心しています。
2年生の本も買おうと思います。
「金・ドル体制」の終わり
「この本は、世界が大恐慌に突入しようとしている、緊迫したこの先の半年間ぐらいを予測・予知・予見する本である」。
円ドル相場は2012年から2013年にかけて60〜70円で推移し、さらに50円、40円になる。2015年に金とドルの兌換が停止される。金は今の1グラム4,000円の水準から10,000円になり、12,500円まで高騰する。ヨーロッパでは20の大銀行が潰れる。日本の最大手の証券会社も他社に買収される。そして、統制経済に向かう。BRICsの存在感が強まる。今後の世界はG2(アメリカと中国)が決める。次のアメリカ大統領はジョセフ・バイディンで決まり。まあ、このようなことが書かれている。
経済や相場の未来の変化を正確に当てるのはどんな人でも難しい。信じてみたところで保障はない。よって、このような本を読む場合にしっかり見なければならないのは、この著者はどのような理由でそのように主張しているかという根拠の方である。その点に関しては、どれも著者なりの骨太な理由は披露されている。また、CDSとCDO及びその影響についての解説は、本書の中でもっとも注目すべきポイントのひとつになっている。
毒舌を交えた独特の語り口も特徴。シンセティックCDOをやってきた人達を「バ*の極みである」とこき下ろし、CDSは「人殺し保険」と例え、ギリシャは「すでに死んでいる」で、イタリアは「文化大国なのにだらしない」、IMFのラガルド専務理事は「アメリカの言うことを何でも聞く女」とか、副島節があちこちで炸裂。一方、小沢一郎はべた誉めである。また、過去の本のこの予測は当たった、というアピールもあちこちに載っている。賛否はともかく、読み物として割り切れば面白いと思う。また、独特の視点から繰り出される見解はわかりやすいし、経済に関心のある人であれば参考になるところがあるかもしれない。